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◆ 防汚コーティングでの粉塵、指紋等の汚染物質に対する付着機構や超撥水、超親水機能を持つナノシリカ系コーティング剤による耐指紋性、防汚性の評価手法について解説!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年10月16日(水)13:00~16:30
       会  場:江東区文化センター 4F 第2会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,500円(税込、資料付)

講 師

 南保技術研究所 所長 博士(工学)  南保 幸男 氏

◆学歴
 昭和52年3月  京都大学 工学部 合成化学科 卒業
 平成14年4月  福井大学大学院 工学研究科 社会人特別選抜
        ファイバーアメニティ専攻博士後期課程 入学
 平成17年3月  同 修了、博士(工学)学位取得

◆職歴
 昭和52年4月  日華化学㈱ 入社、研究所 繊維加工 仕上げ研究室 配属
 昭和54年   統合企画室 主任
 昭和56年   化粧品事業部 研究室長
 平成6年    毛髪科学研究所 所長
 平成9年    新規事業開発部 部長
 平成13年   研究開発本部 企画開発室 部長
 平成15年   研究開発本部 部長 
 平成18年   エコロジー事業部長
 平成20年   マーケティング本部 副本部長 
 平成22年   産官学連携会議 議長を兼任   
 平成23年   研究開発本部 企画開発部長   
 平成24年3月  日華化学㈱ 定年退職
 平成24年4月  南保技術研究所 所長(技術コンサル、講演)
 平成24年4月  ㈲幸伸食品 入社 研究開発部 部長  
 平成24年10月 ㈲幸伸食品 退職
 平成25年1月  ㈱ケイズ 入社 研究開発部長 
 平成26年11月 ㈱ケイズ 退職
 平成26年12月 南保技術研究所 正式開所
  現在に至る

定 員

 30名

趣 旨

 各種材料の表面改質技術として、機能性コーティング加工について紹介する。特に防汚コーティングでの粉塵、指紋等の汚染物質に対する付着機構について、及び防止加工として超撥水、超親水機能を持つナノシリカ系コーティング剤による耐指紋性、防汚性について、その評価技術について説明する。

プログラム

1.指紋成分と付着機構、その防汚性について
 1-1.汚れ成分の付着機構
 1-2.防汚性の評価方法について
 1-3.防汚性の基準化について

2.耐指紋性の評価について
 2-1.各種汚染物によるスポット試験
 2-2.耐久性、耐候性試験での評価
 2-3.実使用条件との汚れ具合の相関性、まとめ 

3.機能性コーティング剤について
 3-1.機能性膜成分の評価
 3-2.機能性塗膜の評価
 3-3.要求される機能の評価
 3-4.耐指紋性評価の考え方について
 3-5.汚れ防止機能の持続性の評価

4.ナノシリカ系コーティングによる表面改質について
 4-1.疎水性ナノシリカの特徴とその働き
 4-2.表面観察、汚れはじき、フラクタル形態での防汚効果
 4-3.超撥水での耐候性の評価

5.超親水コーティングによる表面改質について
 5-1.親水化ポリマーの原理とその働き 
 5-2.親水化機能による防汚効果
 5-3.セルフクリーニングと持続性、外観の変化

6.使用時想定での加速・促進試験とその試験装置について
 6-1.屋外暴露による耐光性試験について
 6-2.凍結-過熱サイクル試験による耐久性試験について
 6-3長寿命化に向けた取り組み方法について
 6-4.色差計、反射計を用いた測色方法による劣化状態の数値化、標準化について
 6-5.気候、環境での再現性とズレの発生要因について
 6-6.地域差事例(沖縄の塩害、フロリダの耐光、カナダの耐寒)の考え方について
 6-7.「あくまで目安」「顧客との同一目線での開発リスク」での保証体制

7.実際の塗膜での防汚機能の劣化と保証に関するまとめ
 7-1.長期性能維持のための保証について
 7-2.顧客への保証期間の設定方法とその劣化する事実への説明方法について
 7-3.通常の使用条件、使用環境によるモデル事例での紹介について
 7-4.実験室データと現場の長期耐候性との相関性について

【質疑応答・名刺交換】