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~ トラブル事例の対策から学ぶドライラミネートのあるべき姿 ~

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年10月10日(木)12:30~16:30
       会  場:ドーンセンター 4F 大会議室3  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:45,000円(税込、資料付)

講 師

 パッグス技術研究所 代表  下村 恭一 氏

【略歴】
1972年4月   大手印刷会社入社  繊維転写技術担当  乾式転写法開発
1976年6月   中央研究所(アクリル繊維への乾式転写法プロジェクトチーム)
          1978年から、研究テーマ開拓チーム
1980年4月   京都工場(TV等の木目転写箔技術を担当)
1983年頃~   包装部門技術担当
1985年4月   軟包装生産技術担当(兼:成形品、産業資材)
1990年~95年 九州大日本印刷・軟包装工場担当
1995年~97年 京都工場技術担当
1997年~02年 田辺工場竣工に伴い液体容器PJを担当
2003年~07年 京都・田辺技術担当
2008年~13年 北海道大日本印刷・技術、品質保証、包装工場担当
2013年~14年 テクノパック関西在籍(開発ほか担当) 退職

2014年~    数社の顧問・コンサルティング
          ・コンバーター/インキメーカ/粘着加工メーカー他
          (業務内容:技術指導・改善活動・製品開発等)

定 員

 30名

受講対象・レベル

 軟包装材の設計、生産技術者、及びドライラミネート部門の管理者・技術員として1~2年以上の経験がある。

習得できる知識

 ドライラミネート工程で発生する様々な問題を体系的に整理・解決するための知識・考え方・改善手法を学んで頂く。

趣 旨

 ドライラミネート工程で品質・歩留り・効率を良くする、及び後工程への中間製品の流れを良くすることはポイントとなる。そのためには、①接着剤自身の特性を理解して使いこなし、安定した接着とすること。更には、②フィルムの性質を理解して巻き芯や絵柄によるシワ・気泡に代表される不良を少なくすること。について、「何故」を、理屈で理解し接着剤塗布量・エージング条件など実務に活用できる知識・知恵について解説する。
 本講演では、この点を解説すると共に、受講者からの「質問」に答える時間を設け、個々の事例について、視点を変え説明をすることで、ドライラミネートについて深い知識として頂きたい。

プログラム

1.接着剤の接着力とはどのようなもの?
  1.1 接着は化学的結合、物理的結合、物質の親和力?
  1.2 包装材は生き物
  1.3 接着剤と粘着材の違い

2.接着力:接着剤界面の接着強度から謎解きをする。
 〔フィルムの添加剤による影響での事例〕
  2.1 静電気防止剤による接着不良-1 グラニュウ糖袋 
  2.2 静電気防止剤による接着不良-2 削り節袋
  2.3 スリップ剤による接着不良-1  紙おしめ用チューブ
  2.4 スリップ剤による接着不良-2  味噌スティック袋
  2.5 防曇剤による接着不良-1    ソーセージ袋
    他

3.接着力:接着剤界面の接着強度から謎解きをする。
 〔接着剤の硬化が不十分での事例〕
  3.1 接着剤硬化不良-1 PET/アルミ袋のラミ不良
  3.2 接着剤硬化不良-2 レトルト袋のゆず肌
  3.3 接着剤硬化不良-3 封筒スチィックの耐エージレス
  3.4 接着剤硬化不良-4 碁盤目シール部の浮き
    他

4.接着剤の必要塗布量はどれくらいか。
  4.1 ニップ時のクッション層の働き。
  4.2 乾燥による接着剤皮膜を考える。
  4.3 水分とインキ層を考慮する。
  4.4 概念図Ⅰ(水の混入がない)
  4.5 概念図Ⅰ(水の混入がある)
  4.6 接着剤配合は硬化剤過多に設計。
  4.7 四季があり、温湿度変化がある限りは。
   (ドライラミとノンソルラミの違いも解説する。)

5.接着剤の性能を速く発揮させる。
  5.1 塗布量
  5.2 ドライラミ条件
  5.3 エージング条件

6.ドライラミネートの品質不良の発生要因と対策
  6.1 シワ(巻き芯部・巻き締まり)
  6.2 気泡
  6.3 カール

7.ドライラミネート工程のあるべき姿