化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ サンプリング試験の性能評価、バリデーション、リスク評価への応用とは ~
これから統計を勉強しようとする方々を対象に、統計の基礎、それがどのように応用できるのかを紹介していき ます

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年9月5日(木)10:30~16:30
       会  場:ドーンセンター 4F 中会議室2  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 スタット・イメージング・ラボ 代表   福田 晃久 氏

【専 門】
 物理化学

【経 歴】
1979年 上智大学理工学部 化学科卒(工業物理化学研究室)
1979年 日本グラクソ㈱(現GSK)入社、今市工場品質管理部配属
1987年 日本科学技術連盟 品質管理ベーシックコースを主席で修了
1988年 日本規格協会 実験計画法セミナー(品質工学)を次席で修了
1991年 日本グラクソ㈱(現GSK)開発本部 メディカルデータサイエンス部 課長
2001年 グラクソスミスクライン㈱ 製剤研究センター 課長
2003年 ノボ ノルディスクファーマ㈱ 郡山工場 品質管理部/品質保証部 部長
2013年 共和薬品工業㈱ 信頼性保証本部 本社品質保証部/三田品質保証部/品質保証推進部 部長
2019年 スタット・イメージング・ラボ 代表

定 員

 30名

習得できる知識

〇 統計的品質管理の基礎(標準偏差、信頼区間、二項分布とポアソン分布など)
〇 Xbar-R管理図
〇 質的データ(良品・不良品)の解析方法
〇 サンプリング試験の性能評価(OC曲線)
〇 バリデーション、リスク評価への応用 

趣 旨

 製造工程を設計し、製品を製造、試験を行い、そして出荷する。これら一連の過程において共通することは、サンプリングで得たデータからロットや工程の真の姿を推測するという点でしょう。真の姿の推定において、統計は威力を発揮しますが、入り口の敷居が高いという難点があります。
 本セミナーでは、これから統計を勉強しようとする方々を対象に、統計の基礎、それがどのように応用できるのかを紹介していきます。入門編ですので、数式による理解よりもグラフなどによるイメージの理解を心がけています。

プログラム

 1. 基礎的な概念I(計量値:長さ、重量、含量など)
  ・ 視覚化の重要性(ヒストグラム)
  ・ 正規分布と標準偏差
  ・ 規準化(統計的な距離)
  ・ 信頼区間の本当の意味合い-「真の値を含む確率と言うけれど・・・」

 2. 工程能力指数
  ・ 工程能力指数って何?
  ・ 工程能力指数の解釈

 3. トレンドを評価するxbar-R管理図
  ・ 管理図とは
  ・ 3σルール
  ・ 管理限界の算出方法
  ・ 平均値が変動したら管理図はどう動くのか?
  ・ ばらつきが変動したら管理図はどう動くのか?
  ・ 管理図による異常の発見方法
  ・ 群分けの重要性

 4. 基礎的な概念II(計数値:良品・不良品の個数など)
  ・ 不良率の分布(超幾何分布、ポアソン分布、二項分布)
  ・ サンプル中に含まれる不良品数の分布

 5. サンプリング試験
  ・ サンプリング試験の本質(母集団の姿を推定すること)
  ・ 何を保証するのか(平均値?それとも不良率?)
  ・ 平均値で不良率を保証する
  ・ 完全な保証は無理(リスクを受容する:生産者危険と消費者危険)
  ・ 不良率を保証する抜取検査の設計(JIS Z9002, Z9003)
  ・ 平均値を保証する抜取検査の設計(JIS Z9003)
  ・ 検査の性能を表す「検査特性曲線(OC曲線)」

 6. バリデーションへの応用例
  ・ 3ロットn=3のデータから何がどこまで言えるか(データの羅列からの脱却)
  ・ 管理図の応用例
  ・ 工程能力指数の応用例

 【質疑応答・名刺交換】