トリケップスセミナー
開催日時:2019年11月7日(木)10:30~16:30
会 場:オームビル → 会場へのアクセス
〒101-8460 東京都千代田区神田錦町3-1
参 加 費:お1人様受講の場合 47,000円 (税別/1名)
1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 57,000円 (税別/1口)
講 師
青木 公也(あおき きみや)氏
中京大学 工学部 機械システム工学科 教授(博士(工学))
<経 歴>
2000年 慶應義塾大学 理工学研究科 後期博士課程 修了。豊橋技術科学大学助手を経て、中京大学工学部教授。画像処理の産業応用等の研究に従事。
<専 門>
画像処理、マシンビジョン、ロボットビジョン。
<所属学会>
精密工学会、日本非破壊検査協会、電子情報通信学会、日本機械学会。
<その他>
日本非破壊検査協会 製造工程検査部門 運営委員
精密工学会 画像応用技術専門委員会 運営委員
画像センシング研究会 組織委員
セミナーの概要
ものづくりの現場において,検査は欠くことのできない工程である.特に外観検査は,不良の流出を防ぐだけでなく,その製品や企業への信頼性を担保する上で,重要な検査工程となった.外観検査を自動化する場合,一般的には,対象ワークや検査項目に応じて,一品一様で既存の画像処理コマンドの組み合わせとパラメータ調整を行う.しかし近年,融通性の高いシステムへの要望が高まり,より汎用性の高い画像処理手法や,AI技術の活用が期待されている.
本セミナーでは,産学共同研究における事例を通じて,実問題の解決に画像処理・AI技術いかに活用するか,その方法論を解説する.
講義項目
1 外観検査・目視検査の自動化に際して
1.1 外観検査自動化の画像処理とは
1.2 外観検査自動化の目利き
1.3 外観検査自動化におけるAI技術
1.4 AI技術の活用方法を考える
2 検査画像処理の研究開発事例
2.1 画像検査ソフト開発支援・自動生成システム
2.2 欠陥識別・分類における機械学習
2.3 人の視覚生理機構に学ぶ「傷の気付き」処理
2.4 撮像系と画像処理系の連携検査
2.5 外観検査における深層学習
3 産学連携による課題解決
3.1 産学共同研究のはじめ方
3.2 外観検査自動化の学会
4 まとめ
4.1 画像検査工学
4.2 展望