化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

-GMP無通告査察及びData Integrity強化含む-
「無通告査察」に対応するための体制を構築/再構築するため必要なこととは?

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年7月19日(金)10:30~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 会議室
                → 会場へのアクセス 

       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 日本製薬㈱ 信頼性保証部 品質保証責任者(GQP)  山﨑 龍一 氏

・日本PDA製薬学会
・教育技術委員会メンバー

定 員

 30名

受講対象・レベル

 製薬企業、化学(原薬製造)、動物薬の、品質保証(QA)、品質管理(QC)、製造部門、CMC部門

習得できる知識

 ・ 製造所のPQSの診断、及び抽出されたリスクへの対応
 ・ 製造所の5Sの実施、及びその5S対応
 ・ 査察の事前準備(事前資料の作成含む)
 ・ 査察の実対応、及び査察結果に対する対応(CAPA)
 ・ データ完全性の観点からの製造施設/設備のALCOAを用いての診断、及び抽出されたリスクへの対応
 ・ データの完全性強化に対する対応

趣 旨

 近年、製薬及び他業種(化学等)での「データ改ざん」が、社会的な問題になっている。このような状況を踏まえPMDAなどの当局は、正式に製薬企業に対して「無通告査察」の実施を強化すると公表し、何社も実際にPMDAによる「無通告査察」を受けている。
 また、この「無通告査察」の実施は、都道府県による製造所の定期的査察にも適応・拡張させて行くとのことである。よって、製薬企業は優れた医薬品の患者様への安定供給を継続的・恒久的に達成させるためには、早急に製造所の「無通告査察」の体制を構築/再構築することが必須である。さらに、データのライフサイクルを通しての完全性(データインテグリティー)の強化はもちろん必須である。 

プログラム

 1. 無通告査察に対する製造所の改善
  1.1 概要
  1.2 チェックリストによる製造所の診断
  1.3 リスク抽出及びその評価
  1.4 製造所の5Sの実施

 2. 無通告査察の事前準備
  2.1 無通告査察の事前準備
  2.2 無通告査察における各担当者の役割
  2.3 査察及び査察準備室の準備
  2.4 プラントツアー
  2.5 各担当者の役割
  2.6 要求資料への対応の流れ
  2.7 実査察
  2.8 クロージング会議
  2.9 査察結果対応(CAPA)

 3. 無通告査察で準備すべき資料(例) -データ完全性の観点から-
  3.1 概要
  3.2 製造結果の作成/検証
  3.3 試験結果の作成/検証
  3.4 変更管理
  3.5 逸脱処理
  3.6 OOS/OOT
  3.7 OOS/OOT処理フロー
  3.8 バッチリリース
  3.9 ドキュメント管理
  3.10 APR/PQRの作成
  3.11 教育/トレーニング管理

 4. 無通告査察の実践対応
  4.1 概要
  4.2 無通告査察の実践
  4.3 製造所のプレゼンテーション資料の内容
  4.4 プラントツアー
  4.5 査察官の要求資料への対応の流れ
  4.6 クロージング会議
  4.7 査察結果対応(CAPA)

 5. 無通告査察時の留意事項
  5.1 概要
  5.2 原材料及び製品倉庫での留意点
  5.3 製造施設(原薬、製剤及び包装)での留意点
  5.4 試験施設での留意点
  5.5 ドキュメントレビューでの留意点

 6. データインテグリティー強化の重要性、及びその対応一例(QCラボ)
  6.1 「データ完全性強化」の必要性
  6.2 「データ完全性」とは?
  6.3 生データの定義及び管理
  6.4 Orphan Data(孤立データ)の取り扱い
  6.5 「データ完全性」への基本的な期待(ALCOA)
  6.6 当局の「データ完全性」に関する規制のグローバル化
  6.7 CY2015中に発出されたData Integrity関連の警告書
  6.8 「データ完全性の強化」の必要性
  6.9 「データ完全性」の強化のためのリスク評価
  6.10「データ完全性」強化の一例(QCラボ)

 【質疑応答・名刺交換】