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R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年6月28日(金)13:00~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 会議室
                → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 兵庫県立大学 大学院工学研究科 化学工学専攻 准教授 博士(工学) 
 福室 直樹 氏

《専 門》
 表面工学、電気化学、物理分析

《略 歴》
 1991年3月 国立東京工業高等専門学校 工業化学科 卒業
 1994年3月 東京都立大学 工学部 工業化学科 卒業
 1996年3月 東京都立大学 大学院工学研究科 工業化学専攻 修士課程修了
 1999年3月 東京都立大学 大学院工学研究科 工業化学専攻 博士課程修了
 1999年4月 NTTアドバンステクノロジ㈱ 材料分析センタ 入社
 2002年3月 NTTアドバンステクノロジ㈱ 退社
 2002年4月 姫路工業大学 工学部 材料工学科 助手
 2004年4月 兵庫県立大学 大学院工学研究科 物質系工学専攻 助手
 2007年4月 兵庫県立大学 大学院工学研究科 物質系工学専攻 助教
 2015年4月 兵庫県立大学 大学院工学研究科 化学工学専攻 助教
 2016年4月 兵庫県立大学 大学院工学研究科 化学工学専攻 准教授

《活動等》
 日本金属学会 水素誘起超多量空孔研究会 世話人(2014年~2019年)

定 員

 30名

受講対象・レベル

 めっき等の表面処理に携わる方(初心者から中級者まで)

習得できる知識

 ・昇温脱離スペクトルによるめっき膜中の水素の存在状態分析
 ・めっき膜の物理分析

趣 旨

 めっき膜における内部応力、密着不良および水素脆化などの問題は、めっき膜中に共析した水素が原因となって引き起こされると言われています。しかしながら、微量で拡散しやすい水素の挙動は複雑であるため、これらの問題について詳細な機構は未だ解明されていません。
 本講演では、めっき膜中に共析した水素の存在状態とその分析方法について詳細に解説し、室温粒成長などの水素誘起現象の解析事例と、内部応力および水素脆化の研究を紹介します。また、めっき膜の元素分析、結晶構造解析、表面および断面構造観察などの物理分析の手法についても解説し、めっきにおける様々な問題の解決に役立つ内容を提供したいと思います。

プログラム

1.はじめに

2.めっき膜中の水素
 2-1. 水素の共析
 2-2. 水素の存在状態

3.水素の分析方法
 3-1. 電気化学測定
 3-2. 昇温脱離スペクトル
 3-3. グロー放電発光分析

4.水素誘起現象の解析事例
 4-1. 室温粒成長と界面相互拡散
 4-2. 格子収縮とボイド形成
 4-3. 内部応力
 4-4. 水素脆化

5.まとめ

【質疑応答・名刺交換】