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R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年6月19日(水)10:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第1会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 (国研)産業技術総合研究所 ナノ材料研究部門
        主任研究員 博士(工学)、技術士(化学部門)  杉山 順一 氏

【専 門】
 有機化学、高分子化学、マイクロ波化学

定 員

 30名

受講対象・レベル

 マイクロ波をエネルギー源として用いる方、検討しようとしている方、さらに深く理解したい方。

趣 旨

 マイクロ波エネルギーがどのようにして物質を加熱するかを、物理的な原理から実際の応用まで解説する。またマイクロ波を加熱に利用するには何を検討すればよいか、何に注意をすべきかを解説すると共に、各種装置による加熱の違い、コンポーネントの役割などを講義の題材とする。さらに、安全対策として具体的に何をすればよいかを解説する。
 講習には微分、積分、三角関数、指数関数、複素関数が出てくるが、概念を理解していれば十分である。
 講習により電磁波エネルギーと物質の相互作用や、電磁波エネルギーを操作するための基礎知識、安全対策が習得できる。

プログラム

1.マイクロ波による加熱とは何か
  ・マイクロ波の性質
  ・電界と磁界の関係 
  ・マイクロ波化学で考えるエネルギー
  ・「マクスウエルの式」という考え方

2.誘電率と物質の性質のつながり
  ・物質の物性とマイクロ波の関係
  ・真空の誘電率と光速の関係
  ・屈折と吸収
  ・マイクロ波加熱と複素誘電率
  ・デバイ緩和式

3.導電率と物質の性質のつながり
  ・導電率と誘電率の違い
  ・ジュール熱と誘電緩和の違い

4.物質定数を測定する
  ・どのような原理で測定しているのか
  ・摂動法による測定
  ・反射プローブ法による測定

5.電磁界シミュレーション
  ・マイクロ波はどのような形をしているか
  ・形、位置、周波数、温度
  ・導波管で形を決める
  ・物質定数と伝搬の関係

6.コンポーネント
  ・それぞれの役割
  ・トラブルを避けるための装置
  ・解析をするための装置
  ・パワエレ技術が向上したら(GaN)

7.安全対策
  ・事故を回避するための知識と認識
  ・装置に対する注意点
  ・漏洩に対する注意点
  ・異常加熱に対する注意点

8.マイクロ波でないと起こらない加熱・反応
  ・選択加熱
  ・速度向上
  ・温度分配
  ・有機合成への利用
  ・ファインケミカル、医農薬中間体
  ・接着、乾燥、粉体加熱などプロセス利用

9.まとめと提言
  ・採用するか、採用しないか、その判断は?

【質疑応答・名刺交換】