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ー医療・食品・衛生・土木・建築・船舶・土壌・自動車/各産業上のぬめりの問題とはー
★毎回好評のセミナー バイオフィルムの評価・形成工程、対応策についても解説いたします!
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R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年6月7日(金)10:30~16:30
       会  場:滋慶医療科学大学院大学 9F 講義室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:51,980円(税込、昼食・資料・講師共同執筆著書付)

講 師

 国立高等専門学校機構 鈴鹿工業高等専門学校 材料工学科教授 工学博士  兼松 秀行 氏

《専 門》
材料工学・材料表面工学・バイオフィル工学

《活動等》
・国立高等専門学校機構・研究推進・産学連携本部 本部員
・英国材料表面処理学会フェロー
・WCI評議員・次席フェロー

定 員

 30名

趣 旨

 日常水回りで経験する“ぬめり”の本質は、実は細菌と材料との相互作用にある。
 本講演では、細菌の材料への付着という、小さな一歩が、日常生活だけでなく、大きな産業上の問題へとつながっていくかを、基礎から応用、評価と開発に触れながら、長い時間軸とともにその顔を変えていく“ぬめり”をわかりやすく捉えて解説する。

プログラム

 1. ぬめりという現象
  1.1 日常生活で出くわすぬめり – 水回りの数々
  1.2 産業上のぬめりの問題 – 医療、食品、衛生、土木・建築、船舶、土壌、自動車
  1.3 ぬめりとは何か?
  1.4 なぜぬめるのか?
 
 2. 細菌とぬめり
  2.1 抗菌、バイオフィルムとぬめり
  2.2 バイオファウリングとバイオフィルム
  2.3 バイオフィルムの形成プロセス
  2.4 バイオフィルムとスケール、スライムの関係
 
 3. ぬめりの科学
  3.1 ぬめりの構成要素
  3.2 ぬめりの原因となる細菌のこと
  3.3 細胞外重合物質(EPS)とその作用
  3.4 ぬめりの水分のこと
  3.5 バイオミネラリゼーションとぬめり
  3.6 ぬめりをどのように実験室的に再現するか?
  3.7 ぬめりをどのように検出し、評価するか?
 
 4. ぬめりの評価法の実際
  4.1 生物学的手法と機器分析による方法
  4.2 菌数測定 – その限界と問題点
  4.3 各種染色法
  4.4 遺伝子解析
  4.5 プロテオミクスとメタボロミクス
  4.6 光学顕微鏡
  4.7 蛍光顕微鏡
  4.8 共焦点レーザ顕微鏡
  4.9 走査型電子顕微鏡
  4.10 透過型電子顕微鏡
  4.11 原子間力顕微鏡
  4.12 可視紫外分光法
  4.13 ラマン分光法とFTIR法
  4.14 質量分析法
  4.15 白色干渉計
  4.16 NMR(核磁気共鳴法)
 
 5. ぬめり対策のエンジニアリング
  5.1 物理的・機械的方法
  5.2 薬剤による方法
  5.3 材料からのアプローチ
  5.4 その他
 
 6. 将来に向けて

​ 【質疑応答・名刺交換】