化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

- ヒトの機能を基本から見直し商品開発するための -

エヌ・ティー・エスセミナー

       開催日時:2019年3月25日(月)10:30~16:30
       会  場:乳業会館 3F 会議室
            〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14-19
            

       受講料:49,680円(税込)/1人 ※ 資料を含む
 
 

セミナーの趣旨

 ★ 視覚情報は人間が外界を捕らえる重要な情報の一つであり、私たちの生活やビジネスにとって欠かせない。しかしながら、加齢や障害により十分な視覚情報が得られない人々がいる。
 ★ 本セミナーでは、加齢や障害によって人間の視覚機能がどのように変化するかを定量的に捕らえ、その変化に合った視覚表示物のデザインについて、アクセシブルデザインという高齢者・障害者配慮設計指針に基づいて考察する。
 ★ 対象:人が使う広範な製品・サービス開発に関わる企業の研究・開発・設計・実験・品質保証・商品企画・デザイン・マーケティングetc.部門の方々。

講 師

佐川 賢 氏  国立研究開発法人 産業技術総合研究所 名誉リサーチャー 工学博士

プロフィール
 通産省工業技術院製品科学研究所 生命工学工業技術研究所 産業技術総合研究所、日本女子大学を経て、現在、国立研究開発法人産業技術総合研究所名誉リサーチャー。
 視覚特性の心理物理学的計測手法を用いて、測光、測色、視環境評価に関する研究に従事。薄明視に関する測光システム、色彩の快適性による視環境評価法、高齢者の視環境評価法、アクセシブルデザイン技術、等の開発研究に従事。
 国際照明委員会(CIE)第1部会部会長、同副会長、同幹事、CIE TC1-21、1-37、1-54委員長、日本照明委員会会長、ISO COPOLCO JISC代表、ISO/TC159/WG2、ISO/TC159/AGAD、消費者政策特別委員会委員長、高齢者・障害者支援専門委員、等を歴任。現在TC122/WG9のコンビーナ。
 1989年科学技術庁長官賞、2005年工業標準化経済産業大臣賞受賞、2014年日本女子大学家政学部賞、2012年CIE Awards等を受賞。
 著書に「アクセシブルデザイン入門」(共著)。

プログラム

●内 容
 高齢者では青色光の感度低下、色のカテゴリ性と識別しやすい色の組み合わせ、視力やコントラスト感度の低下と適切な文字サイズの設計、視野サイズとサインの検出、など視覚サイン表示に必要な要素についてデータに基づいて考察する。一方、視覚障害ではロービジョンのコントラスト感度や可読文字サイズ、色の組み合わせなど、さらに色弱について識別しやすい色の組み合わせを検討する。
 最後にアクセシブルデザインの普及方法である国内外の標準化の現状について言及する。

1. アクセシブルデザインとは

2. アクセシブルデザインの基本的手法

3. 高齢者の視覚とサイン表示の問題点

4. 分光視感効率と色光の明るさの評価 (青色光の明るさ)

5. 識別しやすい色の組み合わせ(基本色領域と配色技法)

6. コントラストとモノの見え

7. 視力と可読文字サイズ

8. 文章の読みやすさ(文字間、行間、行長のデザイン)

9. 有効視野とサイン表示の設置

10. 視覚障害の特性とサイン表示の問題点

11. ロービジョンの視覚特性(コントラスト、視力、基本色領域)

12. 色弱の色彩認識

13. アクセシブルデザインの標準化と普及