化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

トリケップスセミナー

     開催日時:2019年3月26日(火)10:00~16:30
     会  場:オームビル  → 会場へのアクセス 
          〒101-8460 東京都千代田区神田錦町3-1
     参 加 費:お1人様受講の場合 47,000円 (税別/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 57,000円 (税別/1口)

講 師

原田 文明(はらだふみあき)氏 
富士ゼロックスアドバンストテクノロジー㈱ 評価技術開発統括部
品質保証&安全環境評価部

<略 歴>
 1983年、富士ゼロックス入社。信頼性管理部門で開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、加速試験法・解析手法,信頼性予測手法開発に従事。設計段階での部品信頼性の評価および設計検証業務を統括する傍ら開発部門や品質保証部門に対する信頼性技術指導を担当。
 2010年に現在の富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)で品質保証&安全環境評価部長として信頼性評価技術戦略、品質保証プロセスの体系化と品質保証システムの構築および安全環境評価業務を統括。2014年に定年退職。現同社シニアアドバイザー。
 外部活動としてIEC国際標準化委員、IEC TC56 WG2(信頼性技法)主査、東京都信頼性研究会アドバイザー、大学講師(非常勤)、日本品質管理学会評議員、日本信頼性学会会員、電子情報通信学会会員、JIS制定委員ほか

セミナーの概要

 信頼性データの解析!というと複雑な数式や面倒な手順を思い浮かべる人も多いのですが、元々データ解析は信頼性を改善する情報を得るための活動です。その中でもワイブル解析は信頼性データの代表的な解析方法で、その手順は多くの書籍やセミナーで紹介されています。
 ここで大切なことは、解析して何かに役立つこと、つまり解析した結果の活かし方です。
 このセミナーは複雑な計算式や統計モデルを説明するものではありません。信頼性の基本から、統計的手法が必要となる理由、信頼性データの特徴を解説したうえで、ワイブル解析の手順を説明します。さらには、その解析結果の見方や信頼性改善に繋げるための解釈のコツを紹介します。

 ・・・電卓(スマホでOKです)をご持参ください。

講義項目

 1 品質保証と総合信頼性
  1.1 毎年起こる重要品質問題
  1.2 品質問題のもたらす影響(開発遅れ、品質ロス、信頼とシェア喪失)
  1.3 いまさらながら、なぜ品質保証が必要なのか
  1.4 信頼性からディペンダビリティ(総合信頼性)へ
  1.5 ディペンダビリティの概要と「時間依存の品質」の特徴

 2 信頼性と統計的手法
  2.1 信頼性の特徴と基礎概念
  2.2 なぜ予測が必要となるのか
  2.3 統計的手法の応用と代表的な分布
  2.4 バラツキの把握と理解の重要性
  2.5 サンプル数の決め方

 3 信頼性データの解析
  3.1 信頼性データの特徴
  3.2 信頼性で統計的手法が必要な理由(数と時間の壁)
  3.3 信頼性データの種類と解析での注意点
  3.4 データ解析を支える情報
  3.5 代表的な解析方法

 4 ワイブル解析とその進め方
  4.1 ワイブル分布の特徴と解析方法
  4.2 ワイブルパラメータの持つ意味
  4.3 完全データと不完全データ
  4.4 完全データの解析(演習)
  4.5 解析結果の解釈とその注意(演習)
  4.6 不完全データの解析(演習)

 5 ワイブル解析の活用
  5.1 市場データと実験室データ
  5.2 関連するデータの種類
  5.3 解析結果からアクションの決定へ(演習)
  5.4 市場信頼性データからの予測
  5.5 ワイブル分布の応用

 6 その他の信頼性手法との関連
  6.1 故障メカニズムからの予測手法とその注意(故障物理モデル)
  6.2 加速試験でのワイブル解析の活用(演習)
  6.3 偶発故障の場合の試験規模の決め方 (演習)
  6.4 摩耗故障の場合の試験規模の決め方と注意点(演習)
  6.5 数式を使わないデータ解析

 まとめ