化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

Excel演習付き!! ノートPCをご持参ください。
― 勘コツ経験に頼らない経済性を根拠にした、合理的かつJISに準拠した規格値の決定法『損失関数の基礎と応用』―
年間の受講者数が1000名を超える、企業での実務経験豊富な講師が解説します!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年3月29日(金)10:00~16:30
       会  場:江東区産業会館 第1会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 MOSIMO研 代表  福井 郁磨 氏
 [web] https://moshimolab.jimdo.com/
 [Facebookページ] https://www.facebook.com/moshimo.laboratory

<略 歴>
1993年4月~ オムロン㈱:電子部品の原理開発、加工技術開発、ロボットの研究開発、人の聴感判定を機械化した検査装置開発などに従事
2006年6月~ パナソニック㈱:生活家電の要素技術、製品開発などに従事
2007年11月~ 東レ㈱:液晶ディスプレイなどの微細加工技術開発などに従事
2010年4月~ LG Electronics Japan Lab㈱:関西の新規研究所設立責任者、洗濯機チームリーダー、オープンイノベーション室長を歴任
2015年5月~ MOSHIMO研:製造業支援、開発コンサルティング、生活関連用品などの研究開発に従事
※ 多変量解析、実験計画法、品質工学、人工知能応用技術に関して、電子部品・ロボット・加工技術・検査技術・生活家電などの分野で、約23年の経験を持つ。
・日本品質管理学会会員
・滋賀県品質工学研究会 会員
・品質工学会 会員

持参物

ノートPC(Excel2010ファイルが使用できるPC)

定 員

 30名

受講対象・レベル

 ・製品開発、要素技術、生産システム、加工技術などの技術者、及び管理職
 ・品質管理部門の技術者、及び管理職
 ・重大事故を避けるための安全係数、許容差の合理的な決定方法を求めている方々
 ・安全係数、閾値の設定を勘コツ経験から脱却したいと考えている管理者の方々
 ・顧客に迷惑をかけず、自社の経済性も考慮した安全係数、閾値の設定を行いたい方々
 ・生産における不良率管理で、市場クレームが減らない課題をお持ちの方々
 ・生産における工程能力指数を元に生産改善を行う場合、かけたコストに見合った生産品質改善が得られているか明確にしたい方々
 ・品質工学の重要概念の1つである損失関数を学びたい方々

 技術コンサルタントの方や、講師業を本務としている方の受講はご遠慮ください

習得できる知識

 ・重大事故を避けるための安全係数、許容差の合理的な決定方法
 ・顧客に迷惑をかけず、自社の経済性も考慮した安全係数、閾値の決定方法
 ・生産における不良率管理で市場クレームが減らない理由と解決方法
 ・工程能力指数改善の問題点と改善費用対効果を明確にする方法
 ・品質工学の重要概念『損失関数』(JIS Z 8403(製品の品質特性-規格値の決め方通則))の基礎知識と演習など

 ※ 損失関数、安全係数、許容差、工程能力指数に関する予備知識は必要ありません。

趣 旨

 製造業では、製品が市場で事故や問題を起こさないために、開発・設計時に安全係数を設定し製品仕様に余裕を持たせ、量産展開時には不良品判定を行う規格値管理(閾値判定)を行い、良品のみを出荷しています。
 しかし、それでも製品が市場で事故や問題を起こす場合があります。また、生産で不良率を管理し、トラブル時は規格値・公差を厳しく設定しなおしても、市場クレームが減らず、コストのみが増大することも多々あります。
 このような場合、安全係数や規格値に対する根本的な考え方に誤りがあるケースがほとんどです。
 開発・設計時の安全係数、量産展開時の規格値を決定する際、何を根拠に決定しているでしょうか?また、その安全係数、規格値は顧客満足を高め、同時に企業の経済性を考慮した決定でしょうか?

 本講座では、安全係数(安全率)・規格値(閾値、公差、許容差)の合理的な決定方法を求めている方、市場クレームが減らないという課題をお持ちの方、かけたコストに見合った生産品質改善が得られているかを明確にしたい方々に、経済性を根拠に合理的に安全係数(安全率)、規格値(閾値、公差、許容差)を決定する方法である『損失関数(JIS Z 8403) 』について、詳細に解説いたします。
 本講座で解説する手法を使うことで、勘コツ経験から脱却し、品質とコストのバランスが取れた安全係数と規格値を合理的に決定することが可能になります。
加えて、事例演習を行い、実践的な安全係数と規格値(閾値、公差、許容差)の計算方法を身に付けいただきます。
 

プログラム

1.品質工学概要
 ・品質工学とは
 ・損失関数の位置づけ

2.安全係数、閾値の概要
 ・安全係数(安全率)、閾値(許容差、公差、工場規格)の関係
 ・機能限界の考え方
 ・基本計算式
 ・損失関数の考え方(数式の導出)

3.不良率と工程能力指数
 ・不良率の問題点
 ・工程能力指数とは
 ・工程能力指数の問題点
 ・工程能力指数を金額換算する損失関数とは
 ・生産工程改善の費用対効果検討方法

4.安全係数(安全率)の決定方法
 ・不適正な安全係数の製品による事故ケーススタディ
 ・適切な安全係数の算出
 ・安全係数が大きくなる場合の対策(安全設計の有無による安全係数の差異)

5.閾値(許容差)の決定方法ケーススタディ
 ・目標値からのズレが市場でトラブルを起こす製品の閾値決定
 ・騒音、振動、有毒成分など、できるだけ無くしたい有害品質の閾値決定
 ・無限大が理想的な場合(で目標値が決められない場合)の閾値決定
 ・応用:部品やモジュールなどの閾値決定
 ・参考:製品、部品の劣化を考慮した初期値決定と閾値決定
 ・事例演習

6.全体質疑応答

【個別相談・名刺交換】