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軟磁性材料と硬磁性材料の特徴とその応用について分かりやすく解説!材料選定の手助けにもなる基礎セミナーです。

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年3月14日(木)13:00~16:30
       会  場:江東区文化センター 4F 第3会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 秋田県立大学 システム科学技術学部 機械工学科 教授 博士(工学)
  尾藤 輝夫 氏

<専 門>
 磁性材料(主としてアモルファス・ナノ結晶等の非平衡軟磁性材料)、磁性物理、極低温物理

<学協会等>
 日本金属学会、日本磁気学会、日本物理学会、日本材料学会、粉体粉末冶金協会

<略 歴>
 1994年3月 室蘭工業大学 大学院工学研究科 博士後期課程 物質工学専攻 修了
 1994年4月 アルプス電気㈱ 中央研究所(長岡) 入社
 1999年4月 秋田県立大学 システム科学技術学部 機械知能システム学科 助手
 2005年12月 秋田県立大学 システム科学技術学部 機械知能システム学科 助教授
 2011年4月 秋田県立大学 システム科学技術学部 機械知能システム学科 教授

定 員

 30名

受講対象・レベル

 磁性材料を用いた製品、または磁性材料の研究開発に従事する予定の方、または、磁性材料全般についての基礎知識を取得したい方。

習得できる知識

 ・磁性と磁性材料の基礎知識
 ・種々の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴
 ・磁性材料の応用例

趣 旨

 磁性材料は、モーターや変圧器、電源などに用いられる各種インダクタ、センサー、磁気記録装置などの様々な用途で用いられています。磁性材料には軟磁性材料(磁心材料)と硬磁性材料(永久磁石)があり、その性質は全く異なります。また、軟磁性材料にも硬磁性材料にも特性が異なる材料が数多く市販されており、その中から用途に応じて最適な材料を選定する必要があります。
 本セミナーでは、最初に磁性と磁性材料の基礎について、特に磁性材料の性質を理解するうえで欠かせない磁区とヒステリシスの関係について説明いたします。次いで、各種の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴とその応用について説明いたします。これらの知識は、磁性材料選定の手助けになると期待されます。

プログラム

1.磁性に関する物理量

2.磁性の種類
 2-1 反磁性
 2-2 常磁性
 2-3 強磁性
 2-4 反強磁性
 2-5 フェリ磁性
 2-6 温度の影響

3.強磁性体の磁区とヒステリシス
 3-1 反磁場と静磁エネルギー
 3-2 磁気異方性
 3-3 磁気ひずみ
 3-4 磁区の分割
 3-5 磁壁の移動とヒステリシス
 3-6 微粒子の磁区構造とヒステリシス

4.軟磁性材料とその応用
 4-1 軟磁性材料の特徴
 4-2 ケイ素鋼(Fe-Si)
 4-3 パーマロイ(Ni-Fe)
 4-4 センダスト(Fe-Al-Si)
 4-5 ソフトフェライト
 4-6 アモルファス合金
 4-7 ナノ結晶合金

5.硬磁性材料とその応用
 5-1 硬磁性材料の特徴
 5-2 エネルギー積
 5-3 アルニコ(Fe-Al-Ni-Co)磁石, Fe-Cr-Co磁石
 5-4 ハードフェライト
 5-5 Sm-Co磁石
 5-6 ネオジム磁石

6.最近の磁性材料の開発動向
 6-1 軟磁性材料
  6-1-1 アモルファス合金のモーターへの応用
  6-1-2 アモルファス合金粉末のインダクタへの応用
 6-2 硬磁性材料
  6-2-1 ナノコンポジット磁石
  6-2-2 モーター用ネオジム磁石

7.まとめ

【質疑応答・名刺交換】