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化学強化ガラスの製造、使用する上でその基礎的知識、注意点、最近のトピックスまで経験豊富な講師が分かりやすく解説します!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年3月8日(金)12:30~16:30
       会  場:滋慶医療科学大学院大学 9F 視聴覚大講義室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 日本板硝子㈱ 研究開発部日本統括部 特別研究員  長嶋 廉仁 氏

<ご専門>
 無機化学

<学協会>
 日本セラミックス協会,ICG-TC14

定 員

 30名

習得できる知識

 ・ガラスおよびその化学強化の基礎
 ・ガラスの構造の化学強化への影響
 ・この分野での最新情報

趣 旨

 ガラスは透明性、耐久性等から優れた材料だが、脆くて割れ易いのが欠点である。この欠点を補いガラスを強い材料に変える手段が強化であり、これを化学的な方法で行なうのが化学強化で薄い板厚あるいは複雑な形状のものでも強化が可能なことが特徴である。ガラスの化学強化は1980年代にはほぼ確立した比較的古い技術であるが、最近応用範囲が拡大しそれに合せてさらに割れにくくするためのガラスの組成や強化技術の改良が続けられている。化学強化ガラスを製造、あるいは使用する上でその基礎的知識は非常に重要であり、どのような点に注意すれば良いかを、ガラスの基礎的な知識を含め概説する。

プログラム

1.ガラスの基礎
  1-1.ガラスとは
  1-2.ガラスの構造
  1-3.ガラスの一般的特徴
  1-4.ガラスの組成と板ガラスの製造方法

2.ガラスの強化の歴史

3.ガラスの強度と強化の方法
  3-1.ガラスの強度
  3-2.ガラスの強化方法
  3-3.強化の原理:化学強化と物理強化(風冷強化)の違い
  3-4.化学強化方法の種類

4.低温型化学強化
  4-1.強化の拡散からの考察
  4-2.表面応力の発生と緩和
  4-3.強化の方法
  4-4.溶融塩法における塩の汚染の影響

5.強化へのガラス組成の影響
  5-1.化学強化で高い強度が得られる条件
  5-2.ガラス組成と強度の関係
  5-3.化学強化に適した組成とは
  5-4.実用ガラスの強化で得られる強度

6.化学強化ガラスの性能
  6-1.化学強化ガラスと物理強化ガラスの比較
  6-2.強化条件と強度の関係
  6-3.表面の傷と強度の関係
  6-4.熱処理による強度の低下

7.化学強化ガラスにおける最近のトピックス

8.まとめ