化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ 素材としての利用におけるポイント ~
◇ 海洋汚染を深刻化させるマイクロプラスチック問題!
◇ 注目度が高まっている生分解性プラスチックはその解決策となるのか!?

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年2月26日(火)12:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第1会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 東京農業大学 生命科学部 分子生命化学科 准教授 博士(農学)  石井 大輔 氏

【専 門】
 バイオマス化学、高分子化学(高分子物性解析)

【略 歴】
 2005年3月 京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了 博士(農学)取得。以降、理化学研究所協力研究員(2005.4~2007.3)・日本学術振興会特別研究員(2007.4~2008.3)・龍谷大学理工学部助教(2008.4~2013.3)・東京大学大学院農学生命科学研究科特任助教(2013.4~2017.3)を経て、2017年4月より現職。

定 員

 30名

受講対象・レベル

 プラスチックを素材として使用する業種全般における研究開発・生産製造に携わる方。

習得できる知識

 ・バイオマスプラスチックの種類・製造法・特性・用途
 ・プラスチックにまつわる諸問題と解決のための課題

趣 旨

 これまでの石油を出発原料とするプラスチックに代わる新規材料として、植物などのバイオマス資源を出発原料とするバイオマスプラスチックが注目を集めている。本セミナーでは、バイオマスプラスチックの種類・製造法・特性・現状の用途に関して、既存プラスチックと対比しつつ紹介し、今後の利用展望に関して資源問題や環境問題との関連という観点から解説する。

プログラム

1)バイオプラスチックを取り巻く社会状況と普及の現状
 1-1 プラスチックの製造・使用・廃棄・リサイクル
 1-2 プラスチックと環境問題
 1-3 バイオプラスチックの由来、製造法、および構造による分類
  a) バイオマスを出発原料とし、既存のプラスチックと同じ構造を持つプラスチック
   ・バイオポリオレフィン
   ・バイオPET
  b) バイオマスを出発原料とし、既存のプラスチックと異なる構造を持つプラスチック
   ・ポリエステル系バイオプラスチック
   ・多糖系バイオプラスチック
   ・芳香族系バイオプラスチック
  c) 生物が直接合成するプラスチック
   ・バイオポリエステル

2)バイオプラスチックの高機能化
 2-1 バイオプラスチックの物性改善
  ・耐熱性の改善
  ・力学特性の改善
  ・高強度化
  ・脆性の改善
 2-2 バイオプラスチックの成型加工性改善
  ・成形サイクルの改善
  ・様々な成形法への最適化
 2-3 バイオプラスチックへの新規加工法の応用
  ・電界紡糸法
  ・3Dプリンタ
  ・微粒子化
 2-4 生分解性および環境分解性の制御
  ・「生分解性」とは?
  ・プラスチックの構造制御による分解性制御
  ・プラスチックを資化する生物

3)バイオプラスチックの用途展開とこれから
 3-1 汎用用途(パッケージ材料など)
 3-2 高機能用途(医用材料など)
 3-3 バイオプラスチックの認証制度と品質保証
  ・国内外における認証制度
  ・「バイオマス由来」であることの保証
 3-4 新規分野への展開

【質疑応答・名刺交換】