化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

<個別相談付>

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2019年2月7日(木)10:00~16:30
       会  場:ドーンセンター 4F 中会議室1  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

エア・ウォーターNV㈱ 顧問 工学博士  冨士川 尚男 氏

元住友金属工業㈱ 専門部長
元アイルランドのリムリック大学物質及び表面科学学部 客員教授(2年間)
元韓国の昌原国立大学校新素材学部 客員教授(1年間)

定 員

 30名

必要な予備知識

 設計、研究開発、品質保証、保守・保全などに携わる技術者で、材料評価あるいは材料の特性を理解したい方に適した講習である。
 したがい、工業高校レベルの知識があれば、理解可能である。

趣 旨

 鉄鋼材料をはじめ、多くの金属材料は熱処理をすることによって材料の持っている機械的性質、延性、靭性、耐摩耗性、耐食性などの特性を目的によって最大限に引き出すための技術です。金属材料に適した最適の熱処理を行うことによって、必要とする特性を材料にもたらし、設備や部品の安全性、信頼性、耐久性などを満足させることができるようにする極めて重要な技術である。したがい、本講習は熱処理の必要性とそれによって得られる特性について、十分理解することによって、部品、設備などの設計・開発を適性の行うことができるための、基礎知識の習得に資する。

講習の構成は主に次のような内容を重点的に説明する。
(1)熱処理の目的と必要性(鉄鋼材料)
(2)熱処理の種類と材料の特性 
(3)鉄鋼材料の種類と熱処理の適用例
(4)非鉄金属材料の熱処理(アルミ合金など)
(5)熱処理による表面改質技術
   (高周波焼入れ、浸炭、窒化、PVD,CVDなどの表面改質技術)
(6)熱処理品質の評価方法とトラブル対策
(7)熱処理に関する個別相談

プログラム

1.熱処理の目的と必要性
 1-1.熱処理とは?なぜ熱処理をするのか?
 1-2.鉄鋼材料の熱処理技術と組織の関係

2.熱処理の種類と方法ならびに特性の変化
 2-1.焼きなまし
   (完全焼きなまし、等温やきなまし、球状やきなまし、応力除去焼きなまし)
 2-2.焼きならし
 2-3.焼入れ
 2-4.焼戻し
 2-5.固溶化熱処理
 2-6.時効処理
 2-7.残留オーステナイトとサブゼロ処理 など

3.熱処理の適用例
 3-1.機械構造用鋼の熱処理
 3-2.工具鋼の熱処理
 3-3.軸受け鋼の熱処理
 3-4.ばね鋼の熱処理
 3-5.鋳鋼・鋳鉄の熱処理
 3-6.ステンレス鋼の熱処理

4.非鉄金属材料の熱処理
 4-1.アルミ合金
 4-2.Ti合金など

5.熱処理による表面改質技術
 5-1.材料表面の加熱による方法(炎焼入れ法、高周波焼入れ法、レーザー焼入れ法)
 5-2.拡散浸透方による表面硬化方法
  5-2-1.浸炭(ガス浸炭、真空浸炭、プラズマ浸炭)
  5-2-2.浸炭窒化 
  5-2-3.窒化(塩浴軟窒化、ガス窒化、ガス軟窒化、プラズマ窒化など)
  5-2.4.表面改質技術(PVD、CVDなど)

6.熱処理の評価方法とトイラブル対策
 6-1.品質検査法(硬さ、強度、変形、面粗度など)
 6-2.トラブル例(脱炭、焼き割れ、変形、粒界酸化など)

7.個別相談