化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

トリケップスセミナー

     開催日時:2018年12月18日(火)10:00~16:30
     会  場:オームビル  → 会場へのアクセス 
          〒101-8460 東京都千代田区神田錦町3-1
     参 加 費:お1人様受講の場合 47,000円 (税別/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 57,000円 (税別/1口)

講 師

原田文明(はらだふみあき)氏 
 富士ゼロックスアドバンストテクノロジー㈱
 評価技術開発統括部 品質保証&安全環境評価部

<略 歴>
 1983年、富士ゼロックス入社。信頼性管理部門で開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、加速試験法・解析手法,信頼性予測手法開発に従事。設計段階での部品信頼性の評価および設計検証業務を統括する傍ら開発部門や品質保証部門に対する信頼性技術指導を担当。
 2010年に現在の富士ゼロックスアドバンストテクノロジー㈱で品質保証&安全環境評価部長として信頼性評価技術戦略、品質保証プロセスの体系化と品質保証システムの構築および安全環境評価業務を統括。2014年に定年退職。現同社シニアアドバイザー。
 外部活動としてIEC国際標準化委員、IEC TC56 WG2(信頼性技法)主査、東京都信頼性研究会アドバイザー、大学講師(非常勤)、日本品質管理学会評議員、日本信頼性学会会員、電子情報通信学会会員、JIS制定委員ほか

セミナーの概要

 信頼性はお客様に安心を与え、信じて頼られる性質であり、近年はディペンダビリティ(総合信頼性)として、その要求範囲は広がりつつあります。信頼性試験は新製品開発で信頼性を獲得する有効な手段ですが、長い時間が必要となるために加速試験の活用が求められます。
 加速試験は通常よりも厳しい条件を設ける事で、短期間に信頼性を確認するもので、その条件や方法が注目されますが、本来の狙いは、効率的な開発のために、故障解析などのノウハウを活用して技術課題の早期改善につなげるものです。
 本セミナーでは実務者を対象に、信頼性や安全の特徴を整理した上で、品質保証との関係や要点について紹介しながら、実際の進め方や注意すべきポイントについて紹介します。また効率的な製品開発に向け、加速試験の基本的なモデル、データ解析方法とその特徴と基本を踏まえた運用とを実習を交えて解説します。

受講対象者

 ・新製品開発・設計・信頼性管理・品質保証部門の技術者、リーダー、管理職
 ・標準化推進・問題解決推進部門の技術者、管理職

講義項目

 1 品質保証と信頼性
  1.1 企業競争力と品質保証
  1.2 時間依存の品質、ディペンダビリティ(総合信頼性)の特徴
  1.3 信頼性の基礎概念
  1.4 信頼性の尺度

 2 信頼性をどうつくるか
  2.1 信頼性の設計・評価と試験の役割
  2.2 定型的な信頼性試験と非定型の試験
  2.3 最小の試験規模、サンプル数の決め方 … 演習付き
  2.4 信頼性データの特徴と解析上の注意
  2.5 寿命データの解析(ワイブル解析) … 演習付き

 3 加速試験の概念と役割
  3.1 信頼性試験/加速試験の種類と注意点
  3.2 加速試験とはどういうものか
  3.3 加速試験が必要とされる理由
  3.4 定量的な加速試験と定性的な加速試験
  3.5 加速試験のメリットと限界

 4 加速試験の種類と注意点
  4.1 タイプ別の加速試験と実施タイミング
  4.2 信頼性予測の目的とモデルの活用
  4.3 数理的なモデル/.故障物理モデルの特徴と活用(アレニウスモデル、SSモデル他)
  4.4 演習

 5 加速試験の進め方の実際
  5.1 機器/部品の加速試験の特徴と役割、及びその実際
  5.2 活用事例
  5.3 加速試験の推進上で気をつけるべきこと
  5.4 信頼性の設計と評価における加速試験の活用とポイント(演習)
  5.5 信頼性と安全作りに向けて