化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

5年後、10年後、さらにその先のロケット量産時代に向けて、さらに加速していく宇宙ビジネスの波に乗り遅れるな!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2018年11月28日(水)10:30~16:00
       会  場:すみだ産業会館 9F 会議室3  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

受講対象・レベル

 ・宇宙ビジネスへの参入を検討されている企業の方
 ・宇宙ビジネス・宇宙産業に興味を持たれているメーカーの研究開発・プロジェクト立案に携わる方(初心者から中級者まで)
 ・複合材料を取り扱う技術者 など

プログラム

第1部 10:30~12:00
宇宙ビジネスの最新動向と材料・部品メーカーの参入余地
講 師 ㈱野村総合研究所 コンサルティング事業本部 副主任コンサルタント
八亀 彰吾 氏
趣 旨  これまで政府主導で行われてきた宇宙開発は、現在大きな転換期を迎えている。アメリカを中心に、IT業界で成功したビリオネア達が相次いで宇宙ビジネスに参入し、商用利用を目的とした新たしい宇宙ビジネスである“NewSpace”が注目を集めている。
 本講演ではNewSpaceの最新動向を網羅的に解説し、ビリオネア達が宇宙に夢中になる理由から、世界のビジネストレンド、各国政府の政策、日本におけるNewSpaceの動向等について解説する。また最後にNewSpaceのトレンドから見る材料・部品メーカーの今後参入の余地等についても解説する。
習得できる知識 ・NewSpaceを中心とする新たな宇宙ビジネスの最新動向
・欧米を中心とする各国政府が実施する宇宙政策
・日本の宇宙政策とNewSpaceのトレンド
《プログラム》 1.はじめに

2.NewSpaceが注目を集める理由
 2.1 宇宙ビジネスに参入するビリオネアとその目的
 2.2 宇宙ビジネスが注目を集める

3.宇宙ビジネスの最新トレンド
 3.1 宇宙ビジネスの領域・分類
 3.2 欧米を中心とするNewSpaceの概要
 3.3 NewSpaceを支援する政策やその他の団体の取組み
 3.4 日本のNewSpaceの現状

4.宇宙ビジネスの今後の展望
 4.1 宇宙ビジネスの課題や求められるプレイヤー
 4.2 材料・部品メーカー等の参入余地

5.最後に

【質疑応答・名刺交換】

 
第2部 12:45~14:15
航空宇宙用途炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の強度と長期耐久性
講 師 東京理科大学 基礎工学部 材料工学科 准教授  小柳 潤 氏
趣 旨  航空宇宙用途CFRPは、初期損傷発生→様々な損傷→最終破壊という破壊プロセスをとる。本講演では、初期損傷発生に関する内容と最終破壊に関する内容を講義する。特にCFRPはマイクロメカニクスを考慮した微視的損傷の蓄積からマクロな損傷へと発展するため、マイクロメカニクスを基に各種損傷を説明する。これらの損傷における時間依存性、温度依存性についても講義し、耐久性評価への見解も説明する。航空宇宙用途を想定するため、連続繊維強化CFRPを講義の対象とする。
習得できる知識 ・トランスバースクラックの発生メカニズム
・最終破壊のメカニズム
・トランスバースクラックおよび最終破壊の温度・時間依存性
・耐久性の評価方法
・上記を把握することにより、強度・耐久性に優れるCFRP開発へのノウハウを得る
《プログラム》
1.序論
 1.1 CFRPの破壊概論
 1.2 繊維/樹脂界面の役割
 1.3 マイクロメカニクスの必要性

2.界面強度の評価
 2.1 単繊維モデル複合材料による界面強度の評価
 2.2 複合応力における界面強度の考え方
 2.3 界面強度の温度・時間依存性

3.一方向CFRP横方向破壊
 3.1 ユニットセルを用いた数値シミュレーション
 3.2 温度時間換算則
 3.3 破面観察
 3.4 横方向強度の温度・時間依存性

4.一方向CFRP繊維方向破壊
 4.1 CFRPの繊維方向引張強度予測モデル
 4.2 界面強度・樹脂強度とCFRP強度の関係
 4.3 耐久性について
 4.4 簡易モデルによる耐久性評価の可能性

5.まとめ

【質疑応答・名刺交換】
 

 
第3部 14:30~16:00
超小型ロケットの開発と構造・材料のキー技術
講 師 神奈川大学 工学部 機械工学科 准教授 博士(工学)  高野 敦 氏
趣 旨  近年、MEMSの発展に伴い、従来の大型衛星から超小型衛星に注目が集まってきており、ここ10年で、大学や企業などによる超小型衛星の開発・打上が活発になってきています。一方で、それらの超小型衛星は大型の衛星の打ち上げの際に「相乗り」という形で打ち上げられることがほとんどのため、打ち上げ時期や軌道の自由度が少ないのが現状です。そこで、超小型衛星を打ち上げるための専用の超小型ロケットの開発が進められております。本講座では超小型ロケットの開発動向と、超小型ロケットに求められる材料・技術および民間によるロケット打ち上げのための環境整備などについて紹介します。
習得できる知識 ・国内外の打ち上げビジネスの概況
・国内超小型ロケット開発の概況
・超小型ロケット開発のキー技術
《プログラム》
1.超小型衛星分野の飛躍的発展
 1.1 大学・研究機関での取り組み
 1.2 企業での取り組み

2.世界の「打ち上げサービス」の現状
 2.1 欧州の打ち上げサービス
 2.2 ロシアの打ち上げサービス
 2.3 米国の打ち上げサービス
 2.4 日本の打ち上げサービス

3.超小型衛星打ち上げのためのロケット開発
 3.1 北海道大学・植松電機の取り組み
 3.2 インターステラテクノロジズ社の取り組み
 3.3 九州工業大学・IHIの取り組み
 3.4 キヤノン電子の取り組み
 3.5 JAXAの取り組み
 3.6 神奈川大学の取り組み

4.超小型ロケットに求められる材料・技術
 4.1 ロケットエンジンの種類
 4.2 ハイブリッドロケット
 4.3 極低温タンク
 4.4 エンジンノズル
 4.5 モータケース
 4.6 分離機構
 4.7 テレメトリ・コマンド

5.民間によるロケット打ち上げのための環境整備
 5.1 宇宙活動法及び関連法整備
 5.2 射場確保

【質疑応答・名刺交換】