化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナー

       開催日時:2018年10月4日(木)10:20~16:30
       会  場:中央大学駿河台記念館 420号室  → 会場へのアクセス 
            〒101-8324 千代田区神田駿河台3-11-5
       受 講 料:49,800円(税込) ※ 資料付

セミナーの趣旨

 ADASの目として車載カメラは、単独あるいは他のセンサと同時に用いられる欠かせない車載機器です。本セミナーでは、それぞれ専門の立場からシステム、応用、レンズ・材料・成形について解説いただきます。車載カメラについて学びなおしたい方、最新動向を知りたい方のご参加をお待ちしております。

プログラム

第1部 10:20~12:00
車載周辺監視カメラの応用システム動向と画像認識技術
秋田 時彦 氏
豊田工業大学 スマートビークル研究センター 特任上級研究員 工学博士
 講師経歴 所属
豊田工業大学 スマートビークル研究センター 特任上級研究員 工学博士 (前アイシン精機(株) 主席技師)
名古屋大学 非常勤講師
自動車技術会 フェロー

経歴
アイシン精機入社以来長年、車両制御、車両運動、運転支援・自動運転システムの研究開発に従事。近年は、主に周辺監視・運転支援・自動駐車システムのための車載カメラを用いた画像認識技術及び制御技術の研究開発に携わる。
在籍中、豊田中央研究所出向、カリフォルニア大学との共同研究などに従事。
2018年4月より豊田工業大学にて、自動運転の環境認識技術の研究に従事。
自動車技術会、日本機械学会、IEEEの各種委員。

セミナーの趣旨  周辺監視カメラ及び自動駐車・駐車支援システムの最新製品事例から将来動向までを、最近ブームとなっている自動運転動向と絡めて紹介し、その将来像を示す。さらにこれらの機能を実現するための必要技術について、実際の開発現場での経験を踏まえ、画像認識技術を中心に映像を交えて幅広く解説し、その実現性を具体的に示す。
プルグラム
1. 周辺監視カメラ、駐車支援・自動駐車システムの製品化及び技術動向
 1.1 製品化の歴史~現状
 1.2 将来動向
  ・車載カメラ市場予測、市場ニーズ、関連法規・政策、今後の機能発展

2. 周辺監視カメラで実現可能な機能
 2.1 前提となるシステム構成
 2.2 実現可能な応用機能整理

3. 機能を実現するための必要技術
 3.1 レーン認識応用機能
  ・線分認識技術
 3.2 移動体認識応用機能
  ・広角カメラ画像歪み補正方法
  ・オプティカルフロー検出方法
  ・接近物体抽出方法
  ・実環境における課題対策
  ・実環境における認識性能
  ・接近車両,自転車,歩行者の認識事例,映像紹介
 3.3 静止物認識応用機能
  3.3.1 パターン認識技術
  ・基礎技術
  ・人,車両検知応用例
  ・最新動向
  3.3.2 ステレオカメラ技術
  ・基礎技術
  ・後退時人,障害物検知応用例
  ・最新動向
  3.3.3 移動ステレオ技術
  ・基礎技術
  ・駐車空間認識応用例
  ・最新動向

4. まとめ

   【質疑応答・名刺交換】
 

 
第2部 13:00~14:40
車載遠赤外線カメラと画像認識技術
横井 暁 氏
㈱JVCケンウッド オートモーティブ分野 技術本部 先行技術開発部 主席課長
 講師経歴 1984年 北海道職業能力開発短期大学卒
 同年 日本ビクター㈱ 入社 
 AV事業部にてビデオカメラの設計・開発業務従事
2011年 ㈱JVCケンウッドへ社名変更
2014年 オートモーティブ分野にて車載用カメラ先行開発業務従事 現在に至る

<主な活動>
2016年 7月 赤外線アレイセンサフォーラム
同年 11月 ASIFスキルアップセミナー  「車載遠赤外線カメラ開発」 講演
2018年7月 産業開発機構株式会社 「赤外線イメージング&センシング」 寄稿

セミナーの趣旨  遠赤外線カメラは物体から放射される遠赤外線を映像化できることから、光源に左右されること無く物体認識ができる唯一のセンシングデバイスである。しかし、開発には課題が多く存在するため、開発は容易ではない。本講座は、遠赤外線カメラ&認識システム開発時の課題や車載用途での効果など実例を含め紹介します。
プルグラム

1. 会社概要及び開発経緯

2. 遠赤外線について
 2.1 遠赤外とは?
 2.2 遠赤外線特徴

3. 遠赤外線カメラ開発
 3.1 遠赤外線カメラと可視カメラ比較
 3.2 センサー回路
 3.3 レンズ素材と影響
 3.4 構造設計

4. 車載用途開発
 4.1 温度対策
 4.2 寒冷地影響と対策
 4.3 飛来物対応と小型化
 4.4 シャッターレス技術紹介

5. 画像認識開発
 5.1 画像認識開発と特徴
 5.2 人物認識と動物認識
 5.3 画像認識におけるカメラ技術
 5.4 機械学習型とディープラーニング認識技術動向

6. 車載センシング用途における遠赤外線カメラ
 6.1 固有の効果
 6.2 他のセンサーとのコスト比較
 6.3 市場動向と傾向

※細目は変更の可能性があります。予めご了承ください。

   【質疑応答・名刺交換】
 

 
第3部 14:50~16:30
車載カメラ、レンズ用光学材料・成形技術動向
中條 博則 氏
共創企画 代表
 講師経歴 【略 歴】
・1976年3月 信州大学工学部電子工学科卒業
・1976年4月 ㈱東芝入社以降、オーディオ機器電子回路設計、ビデオ商品企画、マルチメディア、 Player販売促進、光ディスク機器開発責任者を経て2002年4月より2014年1月までセミコンダクター社カメラモジュール企画・開発に従事
・2014年2月 共創企画開業 現在に至る。

【活 動】
・2007年より携帯電話用カメラの技術書籍執筆開始(電子ジャーナル叢書)各年最新刊出版
【最新作】
「WLO 技術・応用・市場 徹底解説」2017.09 ホンニナル出版刊
「2018 カメラモジュール徹底解説」2017.10ホンニナル出版刊
「2018 車載カメラ徹底解説」2018.03 ホンニナル出版刊

セミナーの趣旨  Daimlerが提唱する”CASE”、次世代自動車の世界的な指標である。世界中で自動運転開発が加速され、欧米・中国を中心にEVが急展開している。車載センサの中心的役割を成すカメラは搭載数の大幅増が見込まれ、小型化、機能の複合化、コストの低減が非常に重要な要素である。また、センシング用途では解像度向上のため多画素化が進み始めた。これらTrendに対応するため、プラスチックレンズ、WLOの重要性が増す。車載カメラの小型化・複合化による発熱増、取付け個所に影響する耐熱性の向上など、光学材料がクリアすべき課題は多い。自動運転技術が進展する市場背景、カメラの技術動向、耐熱・放熱対策について解説する。
プルグラム
1. 自動運転実現を実現するための”3種類のInternetの動向”
 1.1 EV本格普及に向けた欧米の「350kw高速充電網」整備状況
 1.2 Marginal Cost Zeroに向かう欧州、中国の再生可能エネルギーインフラ構築
 1.3 AIの高度化、5G, Ethernetによる車内外の通信高速化

2. 車載カメラへの影響度が増すSmartphone用カメラの概要
 2.1 Smartphone用カメラ、5つの世代
 2.2 Smartphone成功の秘訣“3つのConcept”が自動運転に与える影響
 2.3 “第3世代カメラ”の高画質技術BSIの車載カメラへの応用
 2.4 5つの世代を通して進んだCell 微細化、車載カメラ用でも始まる
 2.5 “第4世代カメラ”で採用された高感度技術”Binning”の車載カメラへの応用
 2.6 Dual ,TripleカメラによるComputing Photography技術は車載にも展開するか

3. 車載カメラの果たす役割、レンズへの要求特性
 3.1 カメラが主要な役割を果たすADAS,自動運転Application
 3.2 車載カメラの分類、カメラ、レンズ材料への要求特性
 3.3 採用拡大が期待されるWLOの製法、量産中のWLCMの事例
 3.4 WLCMの特徴を生かした車載カメラシステムのアイデア
 3.5 Display画素数とリンクするViewing Cameraの画素数Trend

4. 車載用Image Sensorに要求される機能、将来市場拡大が期待されるFIRカメラの動向
 4.1 Global Sutter/ HDR/RGB+IR/ フリッカ抑制 など車載イメージセンサに要求される機能
 4.2 MobileyeのSoC性能向上、Sensing Cameraの多画素化始まる
 4.3 FIRカメラ普及促進の可能性を高める、センサ、真空封止、レンズの低価格化技術
 4.4 有機色素Film, QD Film、DisplayとImage Sensorで採用進む類似技術

5. IoT本格化に向けた業界動向
 5.1 IoT社会で普遍的に採用、Trillion Sensorの中核をなすカメラモジュール
 5.2 IoTは『カメラとAIが織りなす現代版カンブリア爆発』

   【質疑応答・名刺交換】