化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナー

       開催日時:2018年9月26日(水)13:00~16:30
       会  場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室
            東京都千代田区神田神保町3-2   → 会場へのアクセス 
       受 講 料:43,200円(税込) ※ 資料付

講 師

小倉裕直 氏
千葉大学 大学院 工学研究院 教授

 
<講師略歴>
 1988年名古屋大学工学部化学工学科、同大学院工学研究科化学工学専攻博士課程を修了後、九州工業大学工学部、Visiting Professor, Dept. of Chemical Engineering, McGill University (Canada) 、千葉大学工学部都市環境システム学科助教授を経て、2009年現職

セミナーの趣旨

 各種排エネルギーや太陽熱エネルギーの多くは未利用であり廃熱となりがちであるが、各種蓄熱や熱駆動型ヒートポンプでこれらをリサイクル利用することが、これからの未利用エネルギー有効利用における重要な技術と考える。今回は、各種蓄熱法を比較しつつ特に蓄熱密度が高く放熱ロスが少ない化学蓄熱法およびその発展システムとしてのケミカルヒートポンプを中心とした技術について、使用される反応材料やシステム原理・メカニズムの解説の後、各種排熱や太陽熱のみで冷・温熱利用を可能にする次世代型化学蓄熱・ケミカルヒートポンプシステムの実用化開発事例および今後の展望を解説する。

プログラム

1.はじめに:エネルギー有効利用と環境負荷

2.各種蓄熱技術と未利用エネルギー有効利用に向けた開発
 2.1 顕熱蓄熱の特性と事例
 2.2 潜熱蓄熱の特性と事例
 2.3 化学蓄熱の特徴とケミカルヒートポンプへの発展

3.化学蓄熱・ケミカルヒートポンプと各種ヒートポンプ技術との比較
 3.1 ケミカルヒートポンプと他のヒートポンプの違い
 3.2 機械圧縮式ヒートポンプの特性
 3.3 吸収式ヒートポンプの特性
 3.4 吸着式ヒートポンプの特性

4.化学蓄熱・ケミカルヒートポンプの基本メカニズムと要求材料
 4.1 化学蓄熱・ケミカルヒートポンプの特徴
 4.2 化学蓄熱・ケミカルヒートポンプの作動原理
 4.3 化学蓄熱・ケミカルヒートポンプに求められる反応材料
 4.4 無機系化学蓄熱・ケミカルヒートポンプ用反応材料について

5.化学蓄熱・ケミカルヒートポンプシステムの具体的な未利用エネルギー有効利用に向けた開発事例と今後の展望
 5.1 深夜電力蓄熱-昼間温・冷熱生成システム
 5.2 車両エンジン廃熱蓄熱-温・冷熱利用システム
 5.3 ケミカルヒートポンプドライヤシステム
 5.4 ケミカルヒートポンプ搭載冷凍・冷蔵車両システム
 5.5 工場廃熱蓄熱-地域エネルギーリサイクル利用システム
 5.6 ソーラーケミカルヒートポンプシステム

6.おわりに:今後に向けて

     【質疑応答・名刺交換】

学べる事

 ・未利用エネルギーリサイクル利用の考え方
 ・各種蓄熱技術の基礎知識
 ・各種ヒートポンプ技術の基礎知識
 ・ケミカルヒートポンプについての基礎カニズムから要求材料
 ・ケミカルヒートポンプシステムの具体的な実用化開発事例および今後の展望