化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナー

       開催日時:2018年9月12日(水)10:30~16:30
       会  場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室
            東京都千代田区神田神保町3-2   → 会場へのアクセス 
       受 講 料:49,800円(税込) ※ 昼食・資料付

講 師

浜口 仁 氏
GS Caltex Corp. 技術顧問(工学博士)

 
<講師略歴>
・1972年~1996年:日本鉱業(現JXエネルギー)に勤務
・1975年~1976年:インペリアルカレッジ留学
・1979年に世界初のMoDTC配合油を市販化
・1993年に東京大学より博士号(工学)取得
・1994年にJASO 2サイクル油のオンファイルシステム構築
・1996年~2012年:エボニック・ジャパンに勤務
・1997年~2011年:SAE Asiaのメンバーとして市場 調査実施
・1997年~2012年:自動車技術会などの各種委員会に参画
・2012年~2014年:エボニック・オイル・アディティブス・アジア・パシフィック 技術顧問
・2014年~:GS Caltex Corp. 技術顧問

セミナーの趣旨

 近年の潤滑油は、その高性能化や多機能化の結果、内容がブラックボックス化する傾向にあり、限られた関係者にしか詳細を知る機会がないのが現状である。講師は46年間にわたり、潤滑油の研究開発、性能評価、製造、品質管理、製品企画、販売、市場調査、教育研修、規格制定、添加剤のマーケティングと技術サービス、機械メーカーとの折衝などを担当してきた。
 本セミナーは、これらの実体験を基に、エンジン・駆動オイルの中味や実用性能とその評価法、各種材料との適合性などについて解説し、潤滑油に関する実用的な知識を吸収していただくとともに、サプライチェーンの実態と将来展望につき理解を深めていただくために企画した。

プログラム

1. エンジンオイルの基礎
 1.1 エンジンオイルの構成要素とその働き
   ○エンジンオイルに用いられる基油の種類と特徴
   ○エンジンオイルに用いられる添加剤の種類と特徴、作用機構
 1.2 エンジンオイルの規格・分類と要求性能
   〇エンジンおよびエンジンオイルの種類と分類
   ○日米欧におけるエンジンオイル規格の変遷
   ○分類ごとのエンジンオイルへの要求性能
 1.3 エンジンオイルの評価法と実用性能
   ○エンジンオイルの物性評価項目の意義と評価法
   ○エンジンオイルの性能評価項目の意義と評価法
   ○エンジンオイルの実用性能評価法と問題点
   ○エンジンオイルの省燃費性評価法と問題点
   〇エンジンオイルの劣化メカニズムと評価法
 1.4 エンジンオイルの配合設計と材料への影響
   ○ガソリンエンジンオイルの処方例
   ○ディーゼルエンジンオイルの処方例
   ○エンジンオイル処方と省燃費性の関係
   〇エンジンに用いられる材料の動向
   ○エンジンオイル処方の材料への影響

2. 駆動系オイルの基礎
 2.1 駆動系オイルの構成要素とその働き
   ○駆動系オイルに用いられる基油の種類と特徴
   ○駆動系オイルに用いられる添加剤の種類と特徴、作用機構
 2.2 駆動系オイルの規格・分類と要求性能
   ○駆動系および駆動系オイルの種類と分類
   ○駆動系オイルの規格とその変遷
   ○分類ごとの駆動系オイルへの要求性能
 2.3 駆動系オイルの評価法と実用性能
   ○駆動系オイルの物性評価項目の意義と評価法
   ○駆動系オイルの性能評価項目の意義と評価法
   ○駆動系オイルの実用性能評価法と問題点
   ○駆動系オイルの摩擦特性評価法と問題点
   〇駆動系オイルの劣化メカニズムと評価法
 2.4 駆動系オイルの配合設計と材料への影響
   ○駆動系オイルの処方例
   〇駆動系に用いられる材料の動向
   ○駆動系オイル処方の材料への影響

3. 自動車用潤滑油のサプライチェーン
 3.1 エンジン・駆動系オイルのサプライチェーン
   ○自動車メーカーの工場充填油・純正油のサプライチェーン
   ○石油メーカー社品のサプライチェーン
   ○アフターマーケット品のサプライチェーン
 3.2 添加剤のサプライチェーン
   ○パッケージ添加剤のサプライチェーン
   ○コンポーネント添加剤のサプライチェーン
 3.3 サプライチェーンの将来展望

4. まとめ

        【質疑応答】

受講対象者

 自動車用潤滑油を作る立場の方、売る立場の方のみでなく、潤滑油を使う立場の方、また潤滑油が介在する材料・機器類を取り扱う方