化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~サッカースタジアムでの5G実験と今後の展望~

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2018年7月3日(火)12:30~16:30
       会  場:ドーンセンター 4F 中会議室2  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 三重大学 大学院工学研究科 電気電子工学専攻 教授 博士(工学) 村田博司 氏

<ご専門>
 光エレクトロニクス、マイクロ波フォトニクス、5G無線

<ご略歴>
 昭和63年 大阪大学 基礎工学部 電気工学科卒業
 平成 3年 大阪大学 基礎工学部 助手に任官 講師、助教授を経て平成19年同准教授
 平成26年 ドイツ デュイスブルグ・エッセン大学客員教授
 平成30年 三重大学 大学院工学研究科 教授

<研究内容>
 電気光学効果・非線形光学効果を用いた高速光制御デバイスの開発とその5G/IoT応用システム、インフラ非破壊計測・診断システムへの展開などを進めている。

<学会活動等>
 国際会議 OFC2018 プログラム委員、国際会議IPC2012~2017プログラム委員
 国際会議 LDC2018 Co-chair, 国際ワークショップ PEM2017 Co-organizer
 国際会議 MWP2014 プログラム委員長
 電子情報通信学会 光応用電磁界計測研究会 委員長
 応用物理学会 代議員、講演会企画運営委員
 IEEE, OSA, EuMA, レーザー学会, 日本光学会各会員
 国際電気標準化会議 IEC エキスパート
 

定 員

 30名

受講対象・レベル

 5G無線や関連業務に従事されている若手技術者。
 新規参入を検討されている方。

必要な予備知識

 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします

習得できる知識

 ・5G無線通信の動向とポイントが理解できる。
 ・最新の光無線融合技術を修得できる。

趣 旨

 次世代の5G移動体無線通信・IoTの鍵を握るミリ波アンテナ技術、無線・光融合技術について解説する。5Gでは、搬送波周波数をマイクロ波帯から準ミリ波・ミリ波帯にシフトさせることが既定路線となっている。ミリ波帯においては、通常の時間多重・周波数多重に加えて、MIMO等の空間多重技術を容易に利用することができるため、超大容量化・多チャンネル化が可能である。このような高度無線通信システムを構築するためには、高性能アンテナ・ミリ波ビーム制御技術、端末位置推定技術と光ファイバー技術との融合などがポイントとなる。
 本講座では、講師らのチームが開発を進めてきた「高性能ミリ波アンテナ電極光変調器」、「高精度無線端末位置推定技術」、「光ファイバー無線(Radio-over-Fiber)技術」について紹介する。また、5G無線のための国際共同研究プロジェクト(RAPID)における実際のフィールド(大規模サッカースタジアム、ショッピングモール)での無線通信実験についても述べる。

プログラム

<第1部 5Gとアンテナ電極光変調器>

1.はじめに
 1.1 5G移動体無線通信・IoTの動向 ~マイクロ波からミリ波へ~
 1.2 ミリ波無線の特長 ~空間多重~
 1.3 光・無線融合技術の重要性

2.光・無線融合技術の動向
 2.1 Radio-over-Fiber (RoF) 技術
 2.2 E/O変換・O/E変換技術
 2.3 光を使った空間多重ミリ波無線

3.ミリ波アンテナ電極光変調器
 3.1 平面アンテナと光変調器の融合
 3.2 アレイ化による高機能化
 3.3 3次元電磁界シミュレーションによる設計
 3.4 試作実験とギガビットデータ伝送

4.まとめ

<第2部 サッカースタジアムでの5G無線実験>

1.高密度ユーザー環境と5G無線

2.RoFを用いた5G通信システム
 2.1 ヘテロジーニアス無線システムの設計
 2.2 基礎評価実験

3.無線通信環境の評価
 3.1 ミリ波の光線解析
 3.2 60GHzビーム伝搬実験

4.大規模サッカースタジアムでの実験
 4.1 スタジアムでの5Gの重要性
 4.2 スタジアムでのRadio-over-Fiber伝送
 4.3 5G/Wi-Fi実験

5.まとめ

 【質疑応答・名刺交換】