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切削理論に基づきマシニングセンタを使いこなすための講座!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2018年5月22日(火)10:00~17:00
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 研修室
                → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 芝浦工業大学 デザイン工学部 デザイン工学科 准教授
   博士(工学)ものづくりマイスター 1級技能士  澤 武一 氏

【専 門】
 固定砥粒加工、臨床機械加工、技能継承

【略 歴】
 2004年2月 国家検定1級技能士取得(機械加工職種、機械保全職種)
 2005年3月 熊本大学大学院修了 博士(工学)
 2013年4月 芝浦工業大学 デザイン工学部 デザイン工学科 准教授
 2014年7月 厚生労働省ものづくりマイスター認定

定 員

 30名

受講対象・レベル

 マシニングセンタの生産技術を担当する初心者~中級者
マシニングセンタで加工作業を行う初心者~中級者

習得できる知識

 マシニングセンタを使った加工の各種ポイント

趣 旨

 近年、汎用性の高いマシニングセンタが多く普及しています。この反面、色々なことができるマシニングセンタですが、上手に使用しないとその性能を発揮できないばかりか、問題が目立つようになります。また、マシニングセンタは小型化が進んでいますが、小型化は剛性低下に直結するため、加工精度や表面粗さが得られにくいことが課題です。本講習では切削加工を基本から見直し、マシニングセンタで発生する様々なトラブル事例を紹介し、その要因と対策について解説します。切削加工は簡単な物理です。力を小さくするだけでなく、作用する向きを変えてあげれば多くの問題は解決できます。社内の問題解決、現場で役立つ講習を目指します。

プログラム

1.金属加工の基礎
  1-1 生産技術者も持つべき視点
  1-1 切削加工の原点と理想像

2.切削工具材質の種類と特徴
  2-1 超硬合金(P、M、K、N、S、H)の特徴と使い方
  2-2 超微粒子超硬合金の特徴と使い方
  2-3 サーメットの特徴と使い方
  2-4 CBNの特徴と使い方
  2-5 コーティング(PVD、CVD)の使い方
  2-6 単結晶と多結晶ダイヤの使い方

3.加工条件の見直しと指針
  3-1 回転数(切削速度)の決め方
  3-2 主軸の基底回転数とトルクの関係
  3-3 送り速度の決め方
  3-4 表面粗さから送り速度を求める方法
  3-5 切込み深さの決め方
  3-6 最小切込み深さと最大切込み深さ
  3-7 高速切削の優位性(工具摩耗を抑制する切削条件とは?)

4.正面フライス工具の使い方
  4-1 正面フライスの形状と切削抵抗の関係
  4-2 チップの突き出し高さと表面粗さの関係
  4-3 エンゲージ角とディスエンゲージ角の考え方(工具寿命とびびり、バリの抑制)
  4-4 同時切削刃数と切削抵抗の関係(工具寿命とびびり抑制)
  4-5 正面フライス加工のツールパスと加工精度
  4-7 主軸剛性を考慮した加工精度の追及(主軸のたわみを考える)
  4-8 薄物・低剛性工作物加工のポイント
  4-9 入口バリと出口バリの抑制

5.エンドミルの選び方・使い方
  5-1 刃数の選び方と使い方(溝加工のポイント)
  5-2 ラジアスエンドミルの有効活用
  5-3 ラフィング、不等分割、不等リードエンドミルの使い方
  5-4 アップカットとダウンカットの使い分け(立壁の加工)
  5-5 エンドミルの接触弧と引き込み、びびり
  5-6 ボールエンドミルの倒れと適正角度

6.ドリル加工
  6-1 先端角、溝幅比、ねじれ角などに基づく正しいドリルの使い分け
  6-2 工作物材質によるドリルの使い分け
  6-3 ソリッドドリルと刃先交換式ドリルの使い分け
  6-4 ドリル加工の適正切削条件の見分け方
  6-5 加工目的による下穴角度の使い分け(まっすぐ、真円に穴をあけるには!)
  6-6 入口バリと出口バリの抑制方法

7.事例から学ぶマシニングセンタの極意
  7-1 タップ加工の同期誤差
  7-2 ミルシートの見方(合金元素が切削特性に及ぼす影響)
  7-3 高圧クーラントの効果
  7-4 切削油剤の種類と希釈倍率が工具寿命に与える影響