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流体力学の基礎から初歩的応用に至るまでを1日で学べます!流体力学の知識が必要になった方、学び直したい方はぜひご参加下さい!!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年10月12日(木)10:00~16:00
       会  場:ウインクあいち 11F 1107  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 名古屋工業大学 大学院 物理工学専攻 教授 工学博士  後藤俊幸 氏

<ご専門>
 乱流理論、流体力学

<学協会等>
 日本物理学会、日本流体力学会、米国物理学会

<ご略歴>
 1983 名古屋大学工学部大学院工学研究科応用物理学専攻後期課程満了
 1985 工学博士(名古屋大学)
 1986 名古屋工業大学 助手
 1990 米国立ロスアラモス研究所非線形研究センター(CNLS)研究員
 1991 スタンフォード大学 乱流研究所 研究員
 2000 名古屋工業大学 教授
 2006 名古屋工業大学 副学長(2007まで)
 2008 アイザック・ニュートン数理科学研究所 客員教授

定 員

 30名

受講対象・レベル

 ・流れの現象を理解したい方
 ・流体実験・解析を行っている方
 ・流体のシミュレーションを行っている方

習得できる知識

 ・流体力学の根本の考え方
 ・流体運動の理解と流れの読み方
 ・ベルヌーイの定理
 ・運動量の法則
 ・粘性流れの基礎
 ・抗力と揚力

趣 旨

 流体力学は水や空気にとどまらず、極めて多数の粒子集団の巨視的な運動を流れる連続体と見なして理解し説明し社会に役立てる学問体系です。対象となる集団の詳細にはよらないため、流体力学が取り扱う対象は航空・船舶・機械・土木・建築・気象・海洋はもとより天文・医学・生物学・エネルギーなどの極めて広い分野にわたります。本講座では流体力学への入門的講義を行います。プログラムは、流体力学を学ぶ機会がこれまでなかった、もしくは再度学び直したい、あるいは十分に習得できていないが業務や研究で流体力学を必要としているという方を対象に、流体力学の基礎から初歩的応用に至るまでを短期間に習得できるように構成してあります。皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム

● Part 1

1.流体運動の記述方法
  1-1.流体とは何か(身近な流れ、巨視的可視化による流れ)
  1-2.オイラー的記述(流体力学の基盤)
  1-3.ラグランジュ的記述(言うに易く行うは難し、最先端の計測技術が拓く新境地)

2.基礎方程式
  2-1.保存法則(万物は流転する 変わらないものはなにか)
  2-2.質量保存の法則(無から有は生まれず逆も真なり、連続の式)
  2-3.運動量保存の法則(原理は単純、ニュートンの法則)
  2-4.流体に働く力(面積力と体積力)

3.流体の運動学
  3-1.流線、流跡線、流脈線(流れの巨視的振る舞いを読む方法)
  3-2.渦度、循環、ひずみ速度(流れの微視的振る舞いを知る方法)

● Part 2

4.非粘性流体の力学
  4-1.オイラー方程式(元祖流体力学、ミレニアム問題)
  4-2.ベルヌーイの定理(オイラー方程式の積分、トリチェリの定理、管路、オリフィスとノズル、ベンチュリー管、ピトー管、圧力損失)
  4-3.運動量の法則(壁にあたる噴流、ジェットエンジン、風車)

● Part 3

5.粘性流体の力学
  5-1.再び面積力(面の向きと大きさ、応力の表し方)
  5-2.ニュートン流体(ひずみ速度、せん断応力、粘性、線形応答)
  5-3.ナヴィエ・ストークス方程式(流体力学の核心、粘性流れを支配)
  5-4.基本的な粘性流れ(クエット・ポアズイユ流、円管流、レイリー流)

6.流れの相似法則

  6-1.無次元化とレイノルズ数(Shin Gozzillaの相似法則、航空機風洞、実験のココロ)
  6-2.抗力と揚力(下駄は空を飛べるか、翼、鳥と飛行機どこが違う)

7.ながれの安定性と乱流
  7-1.流れの遷移(解は一つに非ず、レイノルズ数と共に変化する流れ)
  7-2.乱流(古典力学の最難問、あのノーベル賞受賞者たちも挑戦)