化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナー

       開催日時:2017年10月4日(水)13:00~16:30
       会  場:愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 1004 
            〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38  → 会場へのアクセス 
       受 講 料:43,200円(税込) ※ 資料付

講 師

小迫雅裕 氏
九州工業大学 大学院工学研究院 電気電子工学研究系 電気エネルギー部門 准教授

 
<講師略歴>
 2002年3月 九州工業大学大学院 電気工学専攻 博士後期課程修了。
  同年4月 早稲田大学理工学総合研究センター助手,2004年4月同客員講師。
 2005年4月 鹿児島工業高専電気電子工学科講師。
 2008年9月 九州工業大学大学院助教を経て,2013年4月 同大学院准教授,現在に至る。
 博士(工学)。
 主として高分子絶縁材料開発および電気機器絶縁診断に関する研究に従事。
 2011年9月~2012年8月 仏国ポールサバティエ大学 LAPLACE研究所 客員研究員。
 IEEE,CIGRE,電気学会,エレクトロニクス実装学会会員。

セミナーの趣旨

 電気絶縁材料を用いた絶縁性の確保は至極当然に思われるが,電気・電子機器の小型化・高効率化・高性能化などを狙って放熱性や高機能性などの付加価値を求めると急激に困難になる場合がある。本講演では、電気・電子部品の放熱・電気絶縁部材への応用を見据えた機能性高分子絶縁材料の開発事例,および高温・高電圧対応の次世代パワーモジュール開発に向けた取り組み事例について紹介し、絶縁技術を将来展望する。

プログラム

1. ナノコンポジット絶縁材料研究動向
 1.1 電気学会における活動およびナノブックの紹介
 1.2 ナノコンポジットの特徴と応用例
 1.3 ナノコンポジットの創製方法
 1.4 ナノコンポジットによる各種特性向上
 1.5 メカニズム検討例
 1.6 今後の展望

2. 機能性高分子絶縁材料の研究成果紹介
 2.1 ナノコンポジットによる電気絶縁性の向上
 2.2 エポキシ/フラーレンナノコンポジットの作製と絶縁耐圧向上
 2.3 ナノアルミナ被覆による導電材料の電気絶縁化
 2.4 フィラー電界配向による熱伝導率の向上
 2.5 フィラー電界配向による誘電率の向上
 2.6 フィラー電界橋絡によるコンポジットバリスタの創製
 2.7 フィラー密度分布制御による傾斜機能化
 2.8 エポキシ代替を狙った炭化水素系熱硬化性樹脂
 2.9 マイクロ気泡含有樹脂による低誘電率化と絶縁性能評価

3. 次世代パワーモジュール開発に向けた取り組み事例
 3.1 高温・高電圧対応の必要性と課題
 3.2 セラミックス絶縁基板(AlN,Si3N4)の高温誘電特性
 3.3 セラミックス絶縁基板の部分放電特性(マイクロボイドの影響)
 3.4 パワーモジュールの部分放電測定(電流・電磁波・超音波の検出)
 3.5 電磁波測定を用いた高精度部分放電位置標定技術

4. おわりに

【質疑応答・名刺交換・個別質問】
 

学べる事

 電気絶縁特性(誘電特性,絶縁破壊,部分放電)の測定手法と評価・分析,機能性高分子絶縁材料の設計技術,部分放電現象