化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ ノンソル・ドライ・押出および共押出ラミネート対策を中心に ~
現場から見た加工技術とプロセスを基礎から図解し、発生する不具合、トラブル対策を挙げ、図を中心に分かりやすく説明!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年9月5日(火)10:00~16:00
       会  場:滋慶医療科学大学院大学 11F 講義室3  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 松本技術士事務所 代表 技術士 ( 経営工学 )  松本宏一 氏

専門:
 生産・意識改革、モノづくり、生産・製造技術、生産・工程・品質管理、工程内での品質作り込み、歩留向上、ロス低減、生産性向上、ラミネート加工技術およびその周辺技術の指導

活動:
 日本技術士会、日本包装技術協会、加工技術研究会

主な著書:
 「誰でもわかるラミネーティング」 1998  ㈱加工技術研究会
 「Basic Guide to Laminating Technology 」英文書 1999 ㈱加工技術研究会
 「すぐわかるラミネート加工技術と実際およびトラブルシューティング」2015 ㈱R&D支援センター

定 員

 30名

受講対象・レベル

 現在、ラミネート加工 を実施している、また、将来、他のラミネート加工方法の導入を考えている方々、フィルム、基材、樹脂原料、接着剤、生産技術、機械・現場担当者、品質管理・保証・工程管理者の方々。

必要な予備知識

 特に専門知識は必要ありません、すでにラミネート加工に従事し、あるいは加工に興味を持たれている方々 。

習得できる知識

 ラミネート加工技術および工程中の品質トラブルとその対策

趣 旨

 ラミネート加工技術(積層)は、基材と基材を接着剤を介して貼り合わせる方法と、溶融樹脂を介して 貼り合わせる方法に大きく分けられる。そこには現場でしか見えない加工上でのトラブル、さらには製品をいかにしてロスを少なく作り上げて行く「モノづくり」の施策が多く潜んでいる。貼り合わせにより発生する接着がどのようにして得られるのかを易しく説明し、そこに生まれる問題点を挙げ、現場から見た主な事例を図で示し、具体的に示す。

プログラム

1.はじめに
  1-1 各種ラミネート法の各部での加工上の主なポイント
  1-2 接着剤の強さ、接着界面の強さ

2.ノンソルベント(NS)ラミネーションプロセスとトラブル事例対策
  2-1 ノンソルベント・ラミネーションプロセスとトラブル対策
  2-2 濡れと接着強度
   2-2-1 濡れの接着への影響
   2-2-2 主な液体・固体の表面張力
   2-2-3 初期接着力(NS接着剤)
   2-2-4 NSラミネート用接着剤
   2-2-5 NSラミネートのスタート・再稼動時の問題点
  2-3 トンネリングとカール
  2-4 接着剤供給装置と洗浄

3.ドライ・ラミネートション(DL)でのトラブル事例対策
  3-1 ドライ・ラミネーションプロセスとトラブル
  3-2 トンネリングとカール
  3-3 ドクター筋とかすれ
  3-4 ラミ行程中の縦折れジワ対策
   3-4-1 塗工部
   3-4-2 乾燥炉 
  3-5  ラミニップ部でのシワ、熱ジワ対策
  3-6 接着剤の反応と種類及び接着強度 
   3-6-1 接着剤の反応と種類
   3-6-2 DL接着剤
   3-6-3 芳香族と脂肪族イソシアネートの反応性
   3-6-4 イソシアネート系接着剤の特徴
   3-6-5 エーテルおよびエステルの初期接着強度
   3-6-6 ポリエーテルとポリエステル系DL接着剤の経時的強度変化
   3-6-7 基材フィルムと接着剤       
  3-7 ハイ・ソリッド接着剤加工の問題点 

4.押出(EX)コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
  4-1 シングル押出ラミネーションのプロセスとトラブル対策
  4-2 タンデム押出ラミネーションのプロセスとトラブル対策
  4-3 代表的な押出コーティング用樹脂
   4-3-1 押出ラミネート装置と材料
   4-3-2 アンカー・ファスナー効果
  4-4 溶融押出樹脂とアルミ箔との接着、および基材フィルムとの接着
   4-4-1 ファンデルワールスの力
   4-4-2 アルミ箔との水素結合  
   4-4-3 樹脂層間の接着強度の継時変化
   4-4-4 押出における吸着と拡散  
   4-4-5 溶解度パラメーター(SP solubility parameter)と材料との関係
  4-5 押出ラミネート用AC剤の種類、特徴および用途
   4-5-1 押出ラミネート用AC剤の種類、特徴、および用途
   4-5-2 押出ラミネート用AC剤の構造
  4-6 ダイ・ディッケル・ロットピンによる厚み偏肉、耳高調整
  4-7 自動偏肉制御 装置の機能と効果
  4-8 耳のトリミング
  4-9 工程内での印刷ピッチ調整
  4-10 カール対策
  4-11 原料樹脂交換(PE、EVA、PP、EAA、EMAA、アイオノマー) 
  4-12 押出ラミネーションでのオゾン処理効果と実施

5.共押出(CO-EX)コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
  5-1 共押出ラミネーター(概要図)
  5-2 共押出ラミネーターのプロセスと主なトラブルおよびその対策
  5-3 共押出のプロセスの特徴 
   5-3-1 共押出の利点
   5-3-2 共押出の欠点
   5-3-3 共押出の層間強度と継時変化  
   5-3-4 樹脂層間の接着性
   5-3-5 押出ラミネート製品の接着不良箇所 
  5-4 樹脂剪断速度(shear rate)と流れ
  5-5 共押出での溶融樹脂の粘度差による
       エンカプシュレーション(包み込み移行現象)の発生
  5-6 共押出ラミネーターのT-ダイの種類と
       フィード・ブロックタイプ(クローレン社 米国)
   5-6-1 フィード・ブロック(クローレン社 米国)
   5-6-2 ベインとピンによるフィード・ブロックでの厚み調整
   5-6-3 コンバイニング・アダプター(SHIモダン社 日本)による調整
  5-7 共押出コーティング・ラミネーションの機械装置と主な構成
  5-8 押出ラミネーションでの基材の主なトラブルと対策
  5-9 押出コーティングでシーラントとして重要な特徴
  5-10 押出・共押出ラミネート製品の構成と用途

6.ラミネーション加工前後の主なトラブル事例対策
  6-1 印刷インキとのトラブル  
  6-2 残留溶剤のトラブル対策
  6-3 ラミネート製品における異物混入および外観管理
  6-4 ラミネート加工工程で儲けるために、何をしたらよいか
  6-5 品質管理コントロールシステム

【質疑応答・名刺交換】