化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

トリケップスセミナー

     開催日時:2017年9月12日(火)10:30~16:30
     会  場:オームビル  → 会場へのアクセス 
          〒101-8460 東京都千代田区神田錦町3-1
     参 加 費:お1人様受講の場合 47,000円 (税別/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 57,000円 (税別/1口)

講 師

藤﨑敬介(ふじさきけいすけ)氏 
豊田工業大学大学院 工学研究科 教授(工学博士)

<略歴>
 1981年 東京大学 工学部 電子工学科卒業。
 1986年3月 東京大学大学院 工学系研究科 博士課程修了。
 同年 新日本製鐵㈱入社。
 2010年4月 豊田工業大学 教授。
  モータ駆動システム,鉄鋼プロセス・鉄鋼材料を対象に電磁場とマルチフィジックス,マルチスケールとの融合技術の研究開発に従事。
  2002~2003年 大分大学 客員教授。
  2003~2009年 東北大学大学院 環境科学研究科 客員教授。

<主な受賞>
 2002年 IEEE Industry Application Society, Outstanding Prize Paper Award受賞。
 平成10年度 計測・制御・システム研究賞、日本鉄鋼協会。
 平成17年度 計測・制御・システム研究賞、日本鉄鋼協会。
 平成21年度 白石記念賞。

<学会>
 IEEE Senior Member、鉄鋼協会会員。

セミナーの概要

 モータはEV等移動手段に展開され、その高効率化には、これまでの技術領域をブレークスルーして、新たに材料とその使い方まで遡って考える必要がある。特にインバータなどパワーエレクトロ二クス器で励磁されるモータでは、磁性材料の評価方法が従来とは異なり、新たな展開を要する。ここでは、こうした動向の元、磁性材料の評価方法および材料特性を活かしたモータの高効率化について解析、試作方法、実測データをもとに述べることにする。

講義項目

 1 EV用モータ駆動システムと磁性体
  1.1 モータとパワーエレクトロニクスと磁性材料
  1.2 電気工学におけるパワーエレクトロニクス

 2 EV用モータ駆動システム
  2.1 移動と可変電圧・可変周波数
  2.2 磁性とモータ駆動とパワーエレクトロニクスの相互作用
  2.3 電気エネルギー応用における磁性材料

 3 磁性材料
  3.1 磁性体マルチスケール
  3.2 磁化過程
  3.3 軟磁性と硬磁性
  3.4 鉄損
  3.5 高周波磁化

 4 電気モータの原理
  4.1 電磁トルクの発生原理 (直観的理解、等価回路的理解、電磁気的理解)
  4.2 三相交流と移動磁界

 5 パワーエレクトロニクス
  5.1 要素技術と電力変換技術
  5.2 電気回路とその動作原理
  5.3 パワーエレクトロニクスにおける磁性材料

 6 電磁界融合学(機器と応用と材料の融合)
  6.1 電磁界におけるマルチスケール、マルチフィジックス、マルチタイム
  6.2 目的と手段の融合 (第一種融合学と第二種融合学)
  6.3 モータ制御群(数理)とモータ物理
  6.4 磁性材料に要求される磁気特性

 7 PWMインバータ励磁による磁気特性
  7.1 インバータ励磁による磁気特性の計測装置
  7.2 インバータ励磁によるマイナーループの発生
  7.3 インバータ励磁計測におけるサンプリング周波数
  7.4 インバータ励磁と鉄損特性

 8 インバータ励磁時のモータコアの鉄損特性
  8.1 モータコア鉄損計測
  8.2 キャリア周波数特性・変調率特性
  8.3 無負荷損と負荷損

 9 材料特性を活かしたモータ
  9.1 方向性電磁鋼板を用いた異方性モータ
  9.2 アモルファスモータ