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活用の目的(狙い)と原理をしっかり理解し、適切な準備に基づいて実施すれば、FMEAの成果は劇的に上がる!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年8月30日(水)10:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第1会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 富士ゼロックスアドバンストテクノロジー㈱ 評価技術開発統括部 シニアアドバイザー  原田文明 氏

≪略歴・活動など≫
 富士ゼロックスで開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、信頼性加速試験法・解析法,予測法の開発に従事。
 2010 年より富士ゼロックスアドバンストテクノロジー㈱で品質保証システムおよび安全環境評価業務を統括。2014年に定年退職。現、同社シニアアドバイザー。
 IEC TC56(ディペンダビリティ)エキスパートとして国際規格制定に参画。また、東京都信頼性研究会アドバイザー、東京理科大学非常勤講師(信頼性工学)等を務めている。

定 員

 30名

受講対象・レベル

 メーカーなどの技術者、研究者、信頼性技術者および品質管理担当者。

趣 旨

 製品を構成する部品やサブシステムから信頼性を予測し、製品全体の改善につなげるFMEAは設計審査や設計に欠かせない手法である。その範囲はDRBFMのような短期開発の手法から、広く未然防止の手法として安全や医療分野への適用が進んでいる。また、最近では安全確保の指針(厚生労働省)指針でも、その活用が要求されている。
 一方で、多くの企業でFMEAの形骸化が問題となっている。その理由の一つには、FMEAシートを作成すれば適切な設計ができる、といった誤解がある。多くの時間を対やすFMEAで成果を上げるには、その狙いと原理の理解と、適切な準備に基づいた実施が必要である。
 この講座では初心者から推進者を対象に、理解してほしいFMEAの基本と解析の進め方について実習を交えて説明し、そのポイントを紹介する。また近年見直しが進むFMEAの国際規格(IEC60812)について、その背景と動向についても紹介する。

プログラム

1.品質の保証とFMEAの役割
 ・品質の変化と品質保証の難しさ
 ・「時間依存の品質」と「時点の品質」
 ・信頼性の基礎知識
 ・ディペンダビリティとは (事例からの教訓)
 ・設計審査の基本とFMEAが形骸化する理由
 ・信頼性の予測と再発防止・未然防止

2.FMEAの基本と体系的な理解
 ・FMEAをやらない理由/やりたくない理由
 ・FMEAの原理と出来る事/出来ない事 
 ・故障と故障モード
 ・FMEAを成功させるための準備とリソース
 ・FMEAの種類と応用

3.FMEAの解析手順
 ・FMEAの基本ステップ
 ・対象の定義と可視化(信頼性ブロックと機能ブロック)
 ・故障モードの抽出とその影響解析
 ・FMEAシートと解析の進め方
 ・FMEAの弱点/限界と注意点
 ・結果の見方

4.実務に役立つFMEA
 ・信頼性設計とFMEA
 ・設計FMEAの進め方
 ・FMEAのフォームと応用
 ・メンバーの役割
 ・FMEAを用いた改善
 ・いろいろなFMEAとFTAとの関係

5.FMEAの国際規格とその動向
 ・IEC60812/JISC5750-4-3の概要
 ・改訂の背景と動向
 ・安全確保の指針(厚生労働省)でのガイド

【質疑応答・名刺交換】