化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

トリケップスセミナー

     開催日時:2017年9月22日(金)10:30~16:30
     会  場:オームビル  → 会場へのアクセス 
          〒101-8460 東京都千代田区神田錦町3-1
     参 加 費:お1人様受講の場合 46,000円 (税別/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 57,000円 (税別/1口)

講 師

寒川 雅之(そうがわまさゆき)氏 
 新潟大学 工学部 機械システム工学科 准教授 (博士 (工学))

<ご略歴>
 2005年 大阪大学大学院基礎工学研究科 博士後期課程 修了(博士(工学))
 2005年 大阪大学大学院基礎工学研究科 特任研究員
 2007年 大阪大学大学院基礎工学研究科 助教
 2013年 新潟大学工学部機械システム工学科 助教
 2016年 新潟大学工学部機械システム工学科 准教授

【本テーマ関連学協会でのご活動】
 電気学会センサ・マイクロマシン部門論文委員、部門大会実行委員、
 論文誌編修委員会委員、フィジカルセンサ技術委員会委員

 近年、製品に高級感や上質感を付与するための質感のデザインが注目されるようになってきています。現在、質感の評価は人間による感性評価によることがほとんどですが、再現性や客観性、伝達性の面で課題があります。そこで、数値的・定量的な質感の評価基準の構築が求められており、それを可能とする五感センサが必要とされています。また、次世代ロボティクスやIoT、ヴァーチャルリアリティなどの分野でも、人間の五感に相当するセンサは必要不可欠なものです。
 本セミナーでは、このような人間の感覚の代わりとなる五感センサについて、センサデバイスの基礎から、五感センシングの現状と展望、およびMEMS技術を応用した最新の感性センシング技術まで解説します。

講義項目

   1.感性センシングが求められる背景
    1) 感性価値向上・評価の必要性
    2) 人間による感性評価と課題
    3) ロボティクス、IoT、VRと感性計測
    4) 感性価値市場の現状と未来

   2.センサデバイスの基礎
    1) センサデバイスと半導体について
    2) 半導体の性質
    3) 光センサ
    4) 温度センサ
    5) 磁気センサ
    6) 機械量センサ
     a) 力、圧力センサ
     b) 変位・位置センサ
     c) 速度・加速度センサ
    7) イメージセンサ(CCD、超音波、赤外線等)
    8) ケミカルセンサ(ISFET、QCM)
    9) 信号処理、雑音について

   3.五感センシング技術の現状と展望
    1) 人間の五感とその特徴
    2) 視覚センシングについて
    3) 聴覚センシングについて
    4) 触覚センシングについて
    5) 味覚センシングについて
    6) 嗅覚センシングについて
    7) より高次の感覚とその情報化

   4.MEMS触覚センサによる感性的質感評価
    1) MEMSとは
    2) 身の回りのMEMSデバイス
    3) MEMS構造の作製
    4) 光・ひずみ・温度複合MEMSセンサ
    5) MEMSセンサを用いた質感の定量化の試み