化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ メカ屋の目線でわかりやすく、神経科学の基礎を学ぶ ~

トリケップスセミナー

     開催日時:2017年7月18日(火)10:30~16:30
     会  場:オームビル  → 会場へのアクセス 
          〒101-8460 東京都千代田区神田錦町3-1
     参 加 費:お1人様受講の場合 46,000円 (税別/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 57,000円 (税別/1口)
★ サブテキストとして、「メカ屋のための脳科学入門」(高橋宏和著、2376円(税込)、日刊工業新聞社)を使用します。テキストをご希望の方はお知らせください。受講料、テキスト代(実費)を合わせて請求させていただきます。

講 師

高橋宏知(たかはしひろかず) 氏 
 東京大学 先端科学技術研究センター 講師(博士(工学))

<略歴>
 1998年 東京大学 工学部 産業機械工学科卒業.
 2003年 東京大学大学院 工学系研究科 産業機械工学専攻 博士課程を修了(博士(工学)).
 2003年 東京大学大学院 工学系研究科 産業機械工学専攻 助手.
 2004年 東京大学大学院 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 講師.
 2006年 東京大学 先端科学技術研究センター 講師.
  現在に至る.
  2008年 科学技術振興機構さきがけ研究者(川人光男先生統括の「脳情報の解読と制御」領域).

<専門>
 学生時代は畑村洋太郎教授と中尾政之教授のもとで設計論と失敗学を学ぶ傍ら,脳から神経信号を計測する微小電極を開発し,脳への電気刺激で聴覚再建を目指す研究に従事.それ以来,機械系学科に所属しながら,脳のメカニズムを実験的に探求.福祉工学,感覚代行デバイスの開発,聴覚生理学など,医学・工学の境界領域の研究に従事.最近の興味は,知能や意識の創発メカニズム.

<関連学協会での活動>
 生体医工学会,電気学会,北米神経科学会等会員.
 生体医工学会 ニューロインフォマティクスにおけるME研究会幹事
 電気学会 神経工学に関連する各種要素技術調査専門委員会幹事
 電気学会 ニューロ・エンジニアリング技術調査専門委員会委員長(2011年度~2013年度)

セミナーの概要

 ヒット商品を生み出すためには,競合他社の商品を性能で上回るだけで十分でしょうか?
 そのような従前の競争的な商品開発ではなく,新しい価値の創造こそ,現在の産業界には求められているように思います.価値とは,脳への訴求力です.したがって,われわれの知覚や感性を司る脳の動作原理には,価値創造のためのヒントが隠されているはずです.
 本講座では,次世代を担うエンジニアを対象として,脳のしくみを基礎から解説し,知覚や意志決定の脳内メカニズム,さらには芸術や宗教といった脳の創造物に潜む法則性に迫ります.

講義項目

 1 脳のしくみ
  1.1 脳のハードウエア特性
  1.2 情報伝達のメカニズム
  1.3 知覚のメカニズム

 2 脳と芸術
  2.1 感性の法則性
   2.1.1 ピカソとセザンヌの実験
   2.1.2 質感認知のメカニズム
   2.1.3 「美しい」と感じるメカニズム
  2.2 魅力の法則性
   2.2.1 進化の淘汰圧
   2.2.2 ドーパミン反応
  2.3 芸術の法則性
   2.3.1 ゆらぎと芸風
   2.3.2 楽典

 3 意志決定と意識
  3.1 意志決定のメカニズム
   3.1.1 自由意志
   3.1.2 証拠集め
   3.1.3 選択の盲目性
  3.2 意識のメカニズム
   3.2.1 意識を生み出す脳活動
   3.2.2 意識の機能
  3.3 宗教の法則性
   3.3.1 宗教の創造
   3.3.2 社会的な要請の影響