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~ 導電性高分子、ナノ炭素、銀・銅金属材料の高導電化と複合化技術 ~
最新情報・文献に筆者の実験データ・成果を交えて分かり易く説明!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年7月7日(金)10:30~16:30
       会  場:ドーンセンター 4F 中会議室2  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 名古屋産業科学研究所 上席研究員
(名古屋大学名誉教授)博士(工学)  小長谷重次 氏

【専門】
 機能性高分子、微粒子分散、ナノコンポジット、高分子合成(重縮合)

【学協会等】
 高分子学会、プラスチック成形加工学会、フィラー研究会、色材協会

【略歴等】
 2005年東洋紡㈱退社、奈良先端科学美術大学院大学 産学連携研究員を経て2007年名古屋大学教授、2007年~2010年 フィラー研究会会長、2011年よりフィラー研究会顧問、2015年4月名古屋大学名誉教授かつ名古屋産業科学研究所 上席研究員として現在に至る

定 員

 30名

受講対象・レベル

 初心者から現場での開発者にも対応したレベル

習得できる知識

 ・導電性材料(導電性フィラー、導電性高分子)の基礎及び開発動向
 ・導電性高分子の導電性向上策の基本コンセプト及び研究開発動向
 ・各種導電性材料の複合化法及び応用動向
 ・非ITO系導電フィルム(透明導電膜)の開発動向

趣 旨

 非ITO系フレキシブル透明導電膜材料として注目されている、ポリアニリン(PANI)、ポリチオフェン(PEDOT)、ポリピロールなどの導電性高分子、カーボンナノチューブ(CNT)、グラフェン、フラーレンなどのナノ炭素、銀・銅ナノ粒子・ナノワイヤなどの金属ナノフィラーの基本特性および開発動向、そして各種デバイスへの応用にあたり重要な導電性高分子やナノ炭素の導電性向上策や汎用樹脂との複合化法の最新動向につき筆者の研究成果を交えて紹介する。そして上記導電材を中心にフレキシブル透明導電膜材料・フィルムの開発動向に付き解説する。

プログラム

1.はじめに~導電の基礎~
  1-1 表面・体積抵抗とその評価法
  1-2 導電機構と特徴
   ・イオン伝導
   ・電子伝導

2.透明導電膜材料の基本特性、開発動向、課題
  2-1 酸化物半導体粒子(ITO,ATO)
  2-2 金属微粒子(Agナノ粒子、Agナノワイヤ、Cuナノ粒子)
  2-3 ナノ炭素粒子(カーボンナノファイバー(CNF)、カーボンナノチューブ(CNT)、グラフェン、フラーレン)
  2-4 導電性高分子(ポリチオフェン(PEDOT), ポリアニリン(PANI)、水溶性スルホン化ポリアニリン

3.各種導電材の導電性向上法及び複合化方法
  3-1 ナノ炭素粒子の導電性向上と複合化法
   ・パーコレーション
   ・ダブルパーコレーション理論とその有用性
  3-2 導電性高分子の導電性向上と複合化法
   ・ドーパント種・量効果
   ・セカンドドーパント効果(溶解・配向・結晶化促進効果)
   ・高分子バインダー(希釈材)効果
   ・無機酸化物ナノ粒子添加効果
   ・セルロースナノファイバー(吸着)効果
   ・(酸化)グラフェン添加効果
   ・フェノール誘導体添加効果
   ・その他

4.各種導電材を用いたフレキシブル非ITO系透明導電材・フィルムの開発動向
  4-1 導電性高分子系
   ・PANI
   ・PEDOT
  4-2 ナノ炭素粒子系
   ・カーボンナノチューブ(CNT)
   ・グラフェン
  4-3 金属・金属酸化物粒子
   ・銀系ナノ粒子・ナノワイヤ
   ・銅系ナノ粒子・ナノワイヤ
   ・そのほか(ZnOなど)

5.まとめ及び課題