化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

- 考え方と基本的な設計法、測定法 -

S&T出版セミナー

       開催日時:2017年7月5日(水)13:00~16:30
       会  場:ドーンセンター 4F 中会議室1  → 会場へのアクセス 
       受 講 料:43,200円(税込) ※ 資料付

講 師

畠山賢一 氏
兵庫県立大学 大学院工学研究科 電子情報工学専攻 教授

 
<講師略歴>
 昭和54年,都立大学工学部 電気工学科 修士課程修了.同年日本電気㈱入社.主として電波吸収体,電磁遮へい材,電波暗室設計・開発に従事.平成10年姫路工大(現兵庫県立大学)助教授.平成18年同大 教授.

主な著書:
・最新 電波吸収体設計・応用技術、シーエムシー出版,2008年,畠山,蔦岡,三枝共著.
・初めて学ぶ電磁遮へい講座,科学技術出版,2013年,畠山,蔦岡,三枝共著.
・マイクロ波回路と電波伝搬,ふくろう出版、2015年,畠山,榎原,河合共著.

セミナーの趣旨

 自動車は情報化が急速に進められており、ミリ波レーダなど各種の車載用電子デバイスが開発されている。これら車載デバイスの機能確保のために漏洩電磁波の抑制、不要電磁波吸収などへの電磁環境整備が必要とされることが多い。電磁環境整備に用いられるのが電磁遮へい材、電磁波吸収材である。本講座では、電磁遮へい、電磁波吸収の考え方や基本設計法を、専門分野が異なる方々へ分かりやすく解説することを目的とする。また、この分野の最新の傾向なども取り入れる。

プログラム

1. はじめに

2. 電磁遮へい材の考え方と基本設計法
 2.1 電磁遮へいの工学モデル
 2.2 電子機器からの電磁波漏洩(複数の漏洩成分)
 2.3 低周波用、高周波用電磁遮へいの基本的な考えかた(遠方界、近傍界)
 2.4 低周波用大電力系の電磁遮へい手法(車載系デバイスの遮へい)
 2.5 高周波用遮へい手法
 2.6 自動車レーダ用のフィルタ構造遮へい材設計例
 2.7 各種の遮へい手法

3. 電波吸収体の考え方と基本設計法
 3.1 電磁波エネルギーの吸収とは
 3.2 平面波の伝搬と伝送線路
 3.3 インピーダンス整合の概念
 3.4 各種電波吸収体の基本構造と吸収特性
 3.5 電波吸収体設計例
 3.6 自動車レーダ用電波吸収体の設計

4. 電磁波吸収・遮へい材の展望
 4.1 損失材開発の歴史
 4.2 人工誘電体、人工材料
 4.3 人工誘電体、人工材料を用いる吸収体、遮へい材の例

5. 電波吸収材、電磁遮へい材の評価法
 5.1 損失材料評価法の分類
 5.2 均質材料、不均質材料の評価法
 5.2 電波吸収特性評価装置の例
 5.3 電磁遮へい特性評価装置の例

 【質疑応答・個別質問・名刺交換】
 

学べる事

 今回は「入門講座」ですから、電磁波吸収、遮へいについて、網羅的に内容紹介をすることよりも、専門でない方々が問題点の把握や定性的・定量的な内容把握がしやすいことを重視します。