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機能性ナノ粒子の表面修飾技術や有機溶媒・樹脂材料中の分散・集合状態の制御手法について事例を交えて解説!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年6月28日(水)12:30~16:30
       会  場:江東区文化センター 3F 第1研修室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 横浜国立大学 大学院 環境情報研究院 准教授 博士(工学)  飯島志行 氏

【専門】
 微粒子・ナノ粒子の表面修飾、分散制御と複合材料へのプロセッシング

定 員

 30名

受講対象・レベル

 化学・エレクトロニクス関連メーカーなどにおいて,微粒子・ナノ粒子を用いた機能性材料の研究開発・生産製造に携わる方.(特に,微粒子・ナノ粒子の表面機能化,微粒子の液中・樹脂中分散化,スラリー中での粒子集合構造制御でお困りの方)

趣 旨

 機能性微粒子・ナノ粒子から構成される複合材料の機能性や生産性は、機能性ナノ粒子の分散・集合状態や、粒子とマトリックス間の接着性・相互作用などによって多大な影響を受けます。従って、ナノ粒子の表面修飾による界面構造設計や、界面構造設計に基づくナノ粒子の凝集生成防止と自在な分散・配列制御技術は、材料高機能化や新材料の設計にあたり極めて重要な鍵となります。
 本講演では、機能性ナノ粒子の液中における凝集・配列制御法を適切に理解するために有用となるナノ粒子の基礎的特性を概説した後、機能性ナノ粒子の表面修飾技術や、有機溶媒・樹脂材料中における分散・集合状態の制御手法について事例を交えて解説します。

プログラム

1.はじめに
 機能性ナノ粒子の有機溶媒・樹脂中への分散安定化に向けた課題

2.機能性ナノ粒子の基礎的特性と液中での粒子間相互作用
 ・ナノ粒子の基礎特性
 ・液中で作用する粒子間相互作用

3.機能性ナノ粒子表面修飾
 3.1機能性ナノ粒子間の相互作用から考える表面設計の指針
 3.2機能性ナノ粒子表面修飾プロセス
  ・ナノ粒子表面への直接吸着,反応
  ・物理的解砕処理と表面修飾
  ・配位子交換法
  ・表面修飾剤を介在したナノ粒子合成
 3.3表面修飾剤の選定、設計と機能性ナノ粒子の分散配列制御
  ・シランカップリング剤
  ・機能性界面活性剤
  ・カチオン性高分子と脂肪酸の会合体
  ・多成分系分散体への展開,粒子集合構造設計

4.機能性ナノ粒子の表面修飾と各種複合材料への展開
 ・シランカップリング剤で修飾したBaTiO3微粒子(エポキシ樹脂複合体)
 ・機能性界面活性剤で修飾したTiO2ナノ粒子の均一分散(エポキシ樹脂、PMMA樹脂複合体)
 ・機能性界面活性剤を用いた表面修飾による機能付与 
 ・機能性ナノ粒子の多段階表面修飾によるモノマー・オリゴマーの固定化
 ・粒子集合構造制御されたポリマーコンポジット材料,セラミックス成形体

5.まとめ

≪質疑応答・名刺交換≫