化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年6月21日(水)10:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第2会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 アイシーラボ 代表 / 工業触媒コンサルタント  室井髙城 氏

定 員

 30名

趣 旨

 エネルギーは石油から天然ガス, 石炭にかわりつつあり, 石油化学品原料は米国のシェールガス革命により大きく変わりつつある。再生可能エネルギーやバイオマスの研究も活発になっている。化学品ではプロピレン, ブタジエン, ベンゼンの不足が予測されている。これらの新しい合成プロセスが望まれる。更に化学品のグリーンケミストリーへの転換は必須である。バイオマスを用いた化学品の製造も開始された。
 工業触媒は自動車などの環境浄化, 更に燃料電池など多岐に用いられるようになった。将来の水素社会にも触媒は重要な役割が期待されている。工業触媒の開発の方法と製造方法, 最適な使用方法と劣化対策について講師の経験に基づいて分かりやすく解説する。工業触媒の開発に携わる研究員に開発と触媒の実際について学んで欲しい。

プログラム

1.工業触媒とは
  1.1 工業触媒の基本
  1.2 工業触媒の最適な使用方法

2.工業触媒の最適化
  2.1 活性向上法
  2.2 選択性向上法
  2.3 工業触媒の寿命と劣化原因

3.触媒層の最適な設計
  3.1 最適触媒層の設計
  3.2 スケールアップの方法

4.活性劣化原因と劣化現象
  4.1 劣化原因
  4.2 劣化現象

5.触媒試験
  5.1 マイクロリアクターによる反応試験
  5.2 触媒の物性試験

6.劣化触媒の分析
  6.1 劣化原因の解析法
  6.2 事例による劣化原因の究明

7.触媒寿命の予測
  7.1 触媒寿命の推定法
  7.2 加速寿命試験

8.劣化対策
  8.1 前処理による劣化対策 
     脱メタル触媒,高度硫黄除去剤
  8.2 運転方法による劣化対策
  8.3 繰り返し使用法又は触媒寿命の延命法

9.長寿命触媒の開発
  9.1 調製法による長寿命化
  9.2 合金化による金属溶出防止
  9.3 シンターリング防止
  9.4 最適担体による長寿命化
  9.5 担体との相互作用を利用した長寿命化
  9.6 触媒の強度高化法

10.再生方法
  10.1 薬液洗浄
  10.2 水素ストリッピング
  10.3 カーボンバーン
  10.4 ゼオライト触媒の再生
  10.5 連続再生プロセス