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☆ 連続晶析操作を行うための基礎知識と実務への取り組み方について解説する!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年6月8日(木)12:30~16:30
       会  場:滋慶医療科学大学院大学 9F 講義室1  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 カツラギ工業㈱ 専務取締役 工学博士  三木秀雄 氏

【ご専門】
 晶析・濃縮・乾燥
【ご活躍】
 ・化学工学会関西支部 工業化技術研究会 代表
 ・粉体技術工業会 晶析部会 幹事

定 員

 30名

受講対象・レベル

 晶析操作に興味を持ってこれから勉強を始めようとする研究者あるいは技術者から、回分晶析操作を経験し、連続化の可能性を検討したいと考えておられる研究者・技術者。

必要な予備知識

 高卒以上の一般化学の知識があれば、特に高度な予備知識は必要としません。

習得できる知識

 ・晶析操作における連続式と回分式の基本的な違いを理解することで、工業晶析装置を選定・設計する上で必要な情報を収集することができる。
 ・ビーカー規模からパイロット規模の試験方法及びデータ解析方法を理解できる。

趣 旨

 最近連続晶析操作、化学製品メーカーから、これまで回分式で晶析操作を行っており、既存のプロセスあるいは新規のプロセスに関して、結晶品質の安定化、省力化、装置の小型化が可能な連続式晶析装置を検討したいが、分かりやすい講座や書籍がなく、ビーカー規模での試験方法すら分からないので教授願いたいとの依頼が急増している。依頼があった場合には、実液をもらって弊社内でのビーカー規模からパイロット規模の連続晶析テストに立ち会ってもらうようにしているが、晶析操作の基礎知識と回分式と連続式の根本的な相違点が理解できていないとテストを行っただけで、計画に向けての検討ができないことが多くみられる。
 そこで、晶析操作及び工業晶析装置の基礎と回分式と連続式の相違点、及び連続晶析装置を検討するうえで必要な試験方法及び解析方法について実例を基にして解説することで、自力で連続晶析操作を計画するための基礎知識を習得できることを狙いとします。

プログラム

1.はじめに
 1-1 セミナーの内容紹介

2.晶析の基礎知識 -懸濁晶析に中心に-
 2-1 晶析の目的
 2-2 晶析操作の種類
 2-3 晶析で求められる結晶品質
 2-4 結晶多形とは

3.溶解度と過飽和度 -測定方法を解説-
 3-1 固液平衡関係
 3-2 溶解度の測定方法
 3-3 共晶系、固溶体系の溶解度測定
 3-4 過飽和度曲線と準安定領域の幅とは
 3-5 準安定領域の幅の測定方法
 3-6 結晶成長速度の測定方法

4.晶析装置の分類と特徴 -回分式と連続式の違い-
 4-1 代表的な工業晶析装置の分類と特徴
 4-2 回分式晶析装置の例と特徴
 4-3 連続式晶析装置の例と特徴

5.連続晶析の試験方法 -ビーカー規模試験を中心に-
 5-1 回分晶析試験の方法と連続式計画のためのデータ取得
 5-2 ビーカー規模の連続晶析試験の方法
 5-3 パイロット規模の連続晶析試験の方法

6.工業晶析装置計画にあたって
 6-1 試験で得られた結果の適用方法
 6-2 晶析操作特性線図の適用方法
 6-3 液物性と固体物性による装置選定のポイント

7.本セミナーの復習 -本セミナーの内容を振り返る-

8.おわりに

 <質疑応答、名刺交換>