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~ 調製、探索、評価方法、実生産を見据えた製造方法(溶融押出法、噴霧乾燥…)など ~
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R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年5月24日(水)13:00~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 第2研修室
                → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 明治薬科大学 分子製剤学研究室 教授  深水啓朗 氏

定 員

 30名

習得できる知識

 ・医薬品原薬の結晶形態に関する基礎知識および開発上のトレンド
 ・医薬品Cocrystal(共結晶)の物性を中心とした評価方法
 ・医薬品原薬の結晶多形,塩,Cocrystalに共通した探索スクリーニングの手法

趣 旨

 医薬品原薬の物性を改善する方法の1つとして,Cocrystal(コクリスタル,共結晶)化が注目されている.本講演では,医薬品原薬の結晶形態に関連して,結晶多形および共結晶の基礎から製剤学的な応用例まで解説する.また,共結晶の開発を取り巻く最新事情についても紹介する.可能であれば,受講する2~3週間程度前に,希望する講義内容や質問を連絡していただくことで受講者のニーズに応えたい.

プログラム

 1.医薬品の原薬形態に関する基礎
  1) 医薬品原薬の結晶形態に関する定義
   a. 結晶,非晶質
   b. 水和物,溶媒和物
   c. 塩とCocrystal
  2) Cocrystalの歴史的背景
  3) レギュレーションに関する話題
  4) 知財に関するトピックス
  5) クリスタルエンジニアリングによる設計
  6) 計算科学による予測および評価

 2.結晶多形・Cocrystalの調製,探索および評価方法
  1) Cocrystalの調製方法
   a. 溶媒(スラリー)法
   b. 粉砕法
   c. 溶融法
  2) 実生産を見据えた製造方法
   a. 溶媒法
   b. 溶融押出(ホットメルトエクストルージョン)法
   c. 噴霧乾燥(スプレードライ)法
  3) 探索的スクリーニングの方法
   a. 溶媒(スラリー)法
   b. 粉砕法
   c. 溶融法

 3.医薬品Cocrystalの製剤学的応用
  1) 溶解性の改善と評価
   a. 医薬品の溶解性
   b. Cocrystalの溶解度
   c. Cocrystal化により溶解性を改善した実例
  2) 生物学的利用能の向上
  3) 物理的・化学的安定性の改善
   a. 吸湿性
   b. 光安定性
  4) 製剤学的特性の改善
   a. 圧縮成形性の改善
   b. 苦味マスキング