化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

大気圧プラズマの基本的なことからダメージフリー、マルチガス、温度制御といった応用のポイントまでを解説!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年4月26日(水)10:30~16:30
       会  場:江東区文化センター 3F 第1研修室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所
 准教授 博士(工学) 沖野晃俊 氏

定 員

 30名

趣 旨

 大気圧プラズマは真空容器や排気設備を必要とせず、また高密度な活性種を生成できるため、産業応用には大変多くのメリットがあります。このため、ここ数年、材料表面の親水化処理、接着性の向上、クリーニング等の分野で急速に利用され始めています。学術的にも、IEEEの国際会議では2005年には1%以下だった大気圧プラズマの発表件数が、近年では25%を越すまでに激増しています。しかし、大気圧プラズマの発生や利用法についてはブラックボックスな部分が多いため、産業応用へのしきいが高いのも事実です。
 そこで本講演では、前半で大気圧プラズマの物理や基本的な装置構成をわかりやすく解説し、後半で講師の最新の研究テーマである、ダメージフリープラズマ、マルチガスプラズマ、温度制御プラズマなどの開発およびこれらを用いた、高速表面クリーニング、接着性改善、酸化膜還元、殺菌処理、皮膚付着物分析、医療・農業・美容応用などにスポットをあてて研究成果をご紹介します。

プログラム

1.大気圧プラズマの基礎
  1-1.なぜ大気圧プラズマ?
  1-2.プラズマとは
  1-3.プラズマの特長
  1-4.大気圧プラズマの生成法
  1-5.プラズマ中の原子・分子過程
  1-6.プラズマの物理
  1-7.大気圧プラズマの計測法

2.大気圧高温プラズマと応用
  2-1.大気圧高温プラズマ
  2-2.ガス分解処理
  2-3.半導体表面処理

3.大気圧低温プラズマ
  3-1.さわれるプラズマとは
  3-2.リモートプラズマ
  3-3.ダメージフリープラズマ
  3-4.プラズマガス種と生成される活性種
  3-5.温度制御プラズマ

4.大気圧プラズマの応用例
  4-1.表面処理(接着前処理,酸化膜還元,コーティング等)への応用
  4-2.殺菌・医療・農業分野への応用
  4-3.環境浄化・分析への応用

5.大気圧プラズマの有効な利用法と近未来展望

【質疑応答・名刺交換】