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アルミニウムおよびアルミニウム合金の最新動向や適用例、その製造過程や熱処理、加工、材料特性との関係についてわかりやすく解説します!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年4月25日(火)10:30~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授 博士(工学) 廣澤渉一 氏

<ご専門>
金属組織学、構造材料設計、計算材料学

<学協会等>
日本金属学会、軽金属学会、日本熱処理技術協会

<ご略歴>
1998/03 東京工業大学 大学院博士課程修了
1998/04 ロンドン大学インペリアルカレッジ 客員研究員
1999/04 オックスフォード大学 ポスドク研究員
2002/01 東京工業大学 助手
2007/04 横浜国立大学 准教授
2014/04 横浜国立大学 教授

定 員

 30名

受講対象・レベル

 ・金属工学,特にアルミニウムの基礎を学びたい方
 ・金属材料,特にアルミニウム製鋳物やダイカスト,展伸材(板,管)を取り扱う必要がある技術者
 ・金属材料,特にアルミニウム製鋳物やダイカスト,展伸材(板,管)を製造しているが,改めてアルミニウムの基礎を学び直ししたい技術者

習得できる知識

 ・金属工学の基礎知識
 ・アルミニウムおよびアルミニウム合金の性質および特性
 ・適切な製造,加工,熱処理,材料選択を行うための方法

趣 旨

 自動車や鉄道,航空機などの輸送機器だけでなく,建築や熱交換器,食品容器としても広く用いられているアルミニウム合金は,その重要な特徴として「軽量」かつ「高強度」であることが挙げられます。本セミナーでは,今後益々の需要拡大が見込まれているアルミニウムおよびアルミニウム合金の最新動向や適用例を紹介した後に,その製造過程や熱処理,加工,材料特性との関係について,わかりやすく講義します。アルミニウム材料について学習する機会のなかった若手から,基礎知識の必要性を感じている中堅の技術者・研究者,アルミニウム材料を扱うユーザーの方々のご参加をお待ちしています。

プログラム

1.アルミニウムのアプリケーション動向
  1-1.日本におけるアルミニウム関連の統計資料
  1-2.輸送機器(自動車、航空機),飲料缶,建築関連部材への適用例
  1-3.今後のアプリケーション動向

2.アルミニウムとアルミニウム合金
  2-1.アルミニウムの優れた諸特性
  2-2.アルミニウムの製造過程
  2-3.展伸材と鋳物,ダイカスト
  2-4.代表的なアルミニウム合金と材料特性
  2-5.材料選定方針

3.アルミニウム合金の鋳造・凝固
  3-1.鋳造プロセス
  3-2.Al-Si系合金の組織と機械的性質
  3-3.凝固組織の特徴と形成過程

4.アルミニウム合金の熱処理と析出強化
  4-1.2つのセレンディピティ
  4-2.時効硬化現象の発見
  4-3.Guinier-Preston(GP)ゾーンの発見
  4-4.析出組織と強化機構、転位のすべり運動

5.アルミニウム合金の2次加工
  5-1.板材の成形技術と自動車ボディパネル材の製造工程
  5-2.プレス成形の4要素と特殊成形法