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高分子架橋の基礎から、架橋密度の評価技術および物性制御まで解説し、近年注目されている新しい特殊架橋反応についてもご紹介!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年4月20日(木)12:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第5展示室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 日本大学 生産工学部応用分子化学科(研究所)教授 工学博士 原口和敏 氏

<ご専門>
 高分子物性、複合材料、機能性ゲル

<学協会>
 高分子学会、日本化学会、米国化学会、日本ゴム協会、他

定 員

 30名

習得できる知識

 ・高分子架橋反応の基礎-架橋反応の種類と架橋理論
 ・多様な高分子架橋材料とその特性
 ・架橋密度評価および物性制御

趣 旨

 高分子は未架橋高分子と架橋型高分子に分けられる。架橋型高分子には熱、光、放射線等により架橋される多くの高分子、熱(光)硬化性樹脂、ゴム、エラストマー、ヒドロゲルなどがあり、多様性に富んでいる。ここでは、高分子の架橋反応とそのメカニズムについての基礎、および構造、物性について概説すると共に、架橋密度の評価技術および物性制御について解説します。また、近年、注目されている新しい特殊架橋反応についても紹介します。

プログラム

1.高分子の架橋反応とメカニズム
  (1)三次元網目の形成理論
    A.三次元網目形成(ゲル化)
    B.網目形成による物性変化
  (2)架橋反応と架橋構造
    A.化学架橋:共有結合
    B.物理架橋:水素結合、イオン結合、ヘリックス、他
    C.特殊架橋:可逆的架橋、可動型架橋、クレイ架橋、他
  (3)架橋高分子材料
    A.化学架橋により得られる高分子材料
      a.熱硬化性樹脂
      b.光硬化性樹脂
      c.放射線/プラズマ架橋樹脂
      d.高分子ゲル
    B.加硫により得られる高分子材料
      a.ゴム(加硫、シラン架橋)
    C.物理架橋により得られる高分子材料
      a.熱可塑性エラストマー
      b.高分子ゲル
  (4)高分子における特殊架橋
      a.可逆的架橋反応
      b.分子認識型架橋
      c.動的架橋
      d.可動性架橋-ロタキサン結合-
      e.無機クレイ架橋

2.架橋構造・架橋密度の評価
  (1)流動性測定 メルトフロー
  (2)力学測定 動的粘弾性、延伸・圧縮試験
  (3)膨潤度測定 膨潤試験、膨潤に影響する因子
  (4)熱分析・他 DSC測定(ガラス転移温度)、パルス法NMR

3.架橋高分子の物性制御
  (1)耐熱性
  (2)機械的性質
  (3)光学的性質
  (4)表面物性