化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

トリケップスセミナー

     開催日時:2017年3月24日(金)10:30~16:30
     会  場:オームビル  → 会場へのアクセス 
          〒101-8460 東京都千代田区神田錦町3-1
     参 加 費:お1人様受講の場合 46,000円 (税別/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 57,000円 (税別/1口)

講 師

 坂本正文 氏 工学博士
 電気学会プロフェッショナル、足利工業大学客員研究員、
 日本ピストンリング㈱技術アドバイザー;㈱藤田電機、技術顧問、
 元日本電産サーボ㈱名誉顧問、元群馬大学非常勤講師

【講師の言葉】
 最近の大学の技術系講座でも、電気機械、回転電機の電気磁気学に基づく講座が激減しており、PC演算解析、シミュレーションに偏重した傾向がみられ、理工学部学生はモータの理論原理を十分に理解しないまま、解析ソフトに頼る傾向が見られる。またメーカー入社後モータの設計に従事しても、いきなり磁場解析ソフトで実務に入るものの中には、数年を経過しても、モータの「トルクvs速度曲線」の発生メカニズムを理解できない者も多い。これでは新製品開発時やトラブル対策時に先を見通せず、応用力を欠いた技術者と言わざるを得ない。そして必要以上のパラメーターを投入した腕力と時間を多用したシミュレーションに頼るようになる。
 本講では、この点に鑑みて、モータの基礎理論、各種モータの特徴、設計法計算法、を、分かりやすく、丁寧に、課題演習を交えて解説する。モータの設計計算は、各種モータに合わせて実用的な数式の誘導法を教授する。次に磁束を簡易法でありながら精度を高く求める、電卓で行う内容としてある。エクセル計算にも適している。この方法をマスターすれば、DCモータやブラシレスモータの「トルクvs速度曲線」なども簡単に作図できるようになる。複雑なHB型ステッピングモータやアキシャルギャップモータも簡単な等価回路でトルクを数値計算でき、所望のモータ設計ができるようになる。
 また筆者が発明したアキシャル立体ギャップモータを圧粉鉄心でインホイール化したEV車の走行も紹介する。
 これら手法を習得してから、実務でPC磁場解析ソフトを使えば、応用力を有した技術者となり得ると確信する。またモータ設計開発職のみに限らず、品質管理、営業技術職でも、本講の内容の知識は必要かつ有益であると確信する。
 講師は40数年間、モータメーカーでの開発設計と、並行して大学での電気機器学の教鞭の経験を有して、多数の発明特許取得の経験も有する。
 これらの実務と教師の経験を活かして、分かりやすくて、すぐに実務に役立つ内容になるように、講義をするものである。

講義項目

 1. 回転機設計に必要な理論と知識
   1 磁気回路の基礎
   2 磁気回路と諸要素
   3 永久磁石の動作点
   4 永久磁石(種類、使用法、着磁法)
   5 簡易設計法と起磁力方程式

 2. 実用的な各種モータ設計法
   1 DCモータ その1(2極7スロット)
   2 DCモータ その2(4極12スロット)
   3 BLDCモータ(10極12スロット、アウターロータ)
   4 BLDCモータ(14極12スロット、インナーロータ)
   5 SRモータ(4極6スロット、インナーロータ)
   6 クローポールPM型ステッピングモータ
   7 アキシャルギャップBLDCモータ(14極12スロット)
   8 世界初、アキシャル立体ギャップBLDCモータ(4極6スロット)2倍トルク化設計
   9 アキシャルギャップSRモータ(4極6スロット)
   10 鉄損と効率の計算法

 3. 実用的なHB型2相ステッピングモータの設計法
   
 4. 実用的な発電機の設計法

   1 16極18スロット、アウターロータのV-I曲線の計算法
   2 14極12スロット、ダブルアキシャル立体ギャップ発電機の設計