化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ ボッシュ製DC-DCコンバータを例に ~

トリケップスセミナー

     開催日時:2017年3月13日(月)13:00~16:30
     会  場:中央大学駿河台記念館  → 会場へのアクセス 
          〒101-8324 東京都 千代田区 神田駿河台3-11-5
     参 加 費:お1人様受講の場合 46,000円 (税別/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 59,000円 (税別/1口)

講 師

 山本真義 氏
 島根大学大学院 総合理工学研究科 准教授(工学博士)

【講師経歴】
 2003年、山口大学大学院 理工学研究科 博士後期課程修了。同年4月サンケン電気㈱入社。
 2006年4月、島根大学総合理工学部 電子制御システム工学科 講師
 2011年4月、島根大学総合理工学部 電子制御システム工学科 准教授
 2016年12月、名古屋大学 未来材料・システム研究所 未来エレクトロニクス集積研究センター 客員准教授(兼任)
        現在に至る。博士(工学)。

 現在の研究は,ハイブリッドカー用電源(昇圧コンバータ,降圧コンバータ,三相インバータとそれらのディジタル制御化,IC化), 電気自動車用充電システム,トンネル用LED照明システム,スイッチング電源におけるノイズ解析,非接触給電システム,新デバイス駆動回路等。パワーエレクトロニクス学会,電気学会,IEEE会員。

【活動内容】
日本の大学研究室としては珍しく、共同研究企業は40社を超え、海外の完成車メーカーとも強いコネクションを持つ。産学連携活動を強力に推進しており、企業との共同特許出願数も多数。共同研究だけでなく、各企業の戦略コンサルタントも請け負い、技術顧問としての活動も幅広い。出版技術書について、「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~(設計技術シリーズ)」科学情報出版などがある。

セミナーの概要

 車載用48V電源システムにおけるDC-DCコンバータの最前線について紹介する。現在の車載用DC-DCコンバータにおける技術潮流を捉える視点からはじまり、具体的な回路手法、制御手法、並びに使用する半導体の選定方法等についても具体的な事例をベースに言及する。
 また、ボッシュ製DC-DCコンバータ(48V/12V)の分解解説を行い、使用されているパワー半導体、ドライブIC、各部材、受動素子について紹介する。その後、本DC-DCコンバータにおける予想される将来像についても掲示し、今後の技術課題を抽出、解説していく。
 また、最新の日産e-Powerやスズキのストロングハイブリッドシステムについても言及する。

講義項目

1.車載用48V電源システムの概略

  1-1. 従来車両と48V電源システム搭載車との違い
  1-2. ストロングハイブリッド車との違い
  1-3. プラグインハイブリッド車との違い
  1-4. 日産e-Powerと48V電源システム搭載車との違い

2.車載用48V電源システムの限界

  2-1. 48V電源システム車はいつまで販売可能か
  2-2. 48V電源システム車はどの車種に適用可能か.
  2-3. スズキは48V電源システムではなくストロング化させたのは何故か
  2-4. アウディとルノー、48V電源システムへの視点の違い

3.車載用DC-DCコンバータ最前線

  3-1. 車載用DC-DCコンバータの分類
  3-2. 燃料電池車用DC-DCコンバータ
  3-3. ミライ(トヨタ)に搭載されたDC-DCコンバータ
  3-4. クラリティ(ホンダ)に搭載されたDC-DCコンバータ

4.48V電源システム車用DC-DCコンバータ

  4-1. ボッシュ製DC-DCコンバータ概略
  4-2. Continental製DC-DCコンバータ概略
  4-3. Hella製製DC-DCコンバータ概略

5.ボッシュ製DC-DCコンバータの分解解説

  5-1. DC-DCコンバータの内部構造
  5-2. DC-DCコンバータに使用されるパワー半導体
  5-3. DC-DCコンバータに使用されるキャパシタ
  5-4. DC-DCコンバータに使用されるインダクタ
  5-5. DC-DCコンバータに使用される制御手法

6.次世代パワー半導体の車載用DC-DCコンバータへの応用

  6-1. 熱対策技術
  6-2. ノイズ対策技術
  6-3. センサ技術
  6-4. 総括