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R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年3月29日(水)10:30~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 東京工業大学 名誉教授 住田雅夫 氏
  日本材料科学会 理事
  福島大学 客員教授
  台湾科技大学 栄誉講座教授

定 員

 30名

習得できる知識

 1.有機ハイブリッド材料の分類
 2.制振性発現のメカニズム
 3.非拘束型制振材料の損失係数(η)の測定
 4.振動減衰特性(η)と動的粘弾性特性の定量的関係
 5.制振材料における動的粘弾性特性と時間・温度換算則
 6.制振特性の周波数依存性の設計
 7.圧電制振複合材料
 8.有機ハイブリッド材料の吸遮音特性
 9.有機ハイブリッド制振材料におけるフィラーの種類と特性

趣 旨

 樹脂やゴム等の有機材料のマトリックスに有機低分子やオリゴマー、有機高分子を分散し、無機フィラーを添加した複合制振材料における制振特性を動的粘弾性特性から解析し、フィラー添加量、形状効果や相互作用の効果を議論する。
 振動減衰特性と動的粘弾性特性との定量的関係を解析して、制振材料の周波数依存性の設計指針について解説する。又圧電制振複合材料のような電気的損失効果を有する制振材料における制振効率に及ぼす因子について考察し、電気的損失効果を有する制振材料に見られる極低歪粘弾性について解説する。更に、音響特性について考察し、質量則に従わない有機ハイブリッド制振材料の可能性について展望する。

プログラム

1.有機ハイブリッド制振材料とは
 1-1.相溶型有機ハイブリッド制振材料
 1-2.分散型有機ハイブリッド制振材料
 1-3.圧電複合制振材料

2.有機ハイブリッド制振材料の動的粘弾性
 2-1.低分子添加量依存性
 2-2.分子間相互作用の検討

3.振動減衰特性の指標となる材料物性の特性
 3-1.非拘束型制振材料の損失係数(η)の測定
 3-2.振動減衰特性と粘弾性特性の定量的関係

4.非拘束型制振材料の損失係数のRKU式
   (Ross-Kerwin-Ungerの式)によるシミュレーション検討
 4-1.ηとE’,E”の関係
 4-2.制振材厚さとの関係
 4-3.粘弾性特性の温度変化の影響

5.無機フィラー添加による振動減衰特性の向上
 5-1.背景
 5-2.フィラー添加量と動的粘弾性(DMA)特性の関連
 5-3.フィラー形状とDMA特性の関連
 5-4.フィラー形状と振動減衰特性の関連

6.圧電性PVDF/導電ゴム複合材料によるモデル実験

7.粘弾性特性に及ぼす圧電性鉱物トルマリン添加の効果

8.有機ハイブリッド制振材料の損失弾性率の歪振幅依存性(極低歪粘弾性)

9.有機ハイブリッド制振材料の音響特性

​<質疑応答・名刺交換>