化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~発症、進行のメカニズムについて最近の知見やバイオマーカーについて解説~
OAの痛みとはどこから生じるのか? 進行を予想するバイオマーカーとは?

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年3月21日(火)12:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第2会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)

講 師

 東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系 教授 博士(医学)
   福井尚志 氏

《ご専門》
 整形外科学

《ご所属学協会》
 日本整形外科学会、国際変形性関節症学会会員、
 アメリカ整形外科基礎学会会員、日本軟骨代謝学会会員

定 員

 30名

趣 旨

 変形性関節症(OA)は患者数の最も多い関節疾患ですが、その進行を抑止できる治療法は確立されていません。これはOAの病態がまだよく解明されていないことによります。しかし最近の研究によってOAの病態についても新たな知見が積まれてきました。本講座でははじめにOAの発症、進行のメカニズムについて現在の一般的な理解を示したのち、最近の知見について重要なものをご紹介します。後半ではOAに対する治療の現状について述べ、さらにOAに対する治療薬開発の状況、OAの治療薬の望ましい姿についても解説していきます。

プログラム

 1.OAの発症機序
  ・発症に関与する要因
  ・加齢によりOAが発症する機序

 2.OAの進行機序
  ・各組織の変化とOAの進行
  ・軟骨について
  ・滑膜について
  ・軟骨下骨について

 3.OAの進行と症状
  ・実際の症例にみるOAの進行
  ・OAの進行と症状の関連
  ・膝OAの症状:痛みはどこから生じるのか?

 4.OAの治療の現状と将来
  ・膝OAに対する種々の診療ガイドラインの紹介
  ・OA治療の実際
  ・治療薬開発の現状と将来

 5. OAの病態解明に関する我々の取り組み
  ・軟骨における遺伝子発現の解析
  ・滑膜における遺伝子発現の解析
  ・関節液の解析
  ・ヒト検体の解析結果から考えられるOAの進行機序