化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナー

       開催日時:2017年1月31日(火)12:30~16:40
       会  場:ドーンセンター 
            大阪府大阪市中央区大手前1-3-49
               → 会場へのアクセス 
       受 講 料:46,000円(税込) ※ 資料代を含む

第1部 12:30~14:00
車載ディスプレイ・タッチパネルの市場・技術動向と要求特性
鵜飼育弘 氏
Ukai Display Device Institute 代表 技術コンサルタント
講師略歴

1968年 大阪大学卒業、同年ホシデン㈱入社 1979年から主にトップゲート型a-Si TFT-LCDのR&Dおよび事業化に従事。1989年Apple Macintosh potableに世界で初めて10型モノクロ反射型のa-Si TFT-LCDが採用された。
世界で初めて民間航空機(ボーイング社777)コックピット用ディスプレイとしてTFT-LCDが採用された。
スペースシャトルのコックピット用ディスプレイとしても採用された。
Du Pontとa-Si TFTとSeによる直接変換型X線ディテクタ(FPD:Flat Panel Detectorを開発実用化。
1999年東京工業大学から工学博士号授与される。
同年3月退職(退職時開発技術研究所参与)。1999年ソニー㈱入社STLCDにて技術部長としてLTPS TFT-LCDの量産立ち上げに従事。
世界で初めてガラス基板上にLTPS TFTによるシステム・オン・パネルの量産。2002年からモバイルディスプレイ事業本部担当部長及びコーポレートR&Dディスプレイデバイス開発本部 Chief Distinguish Engineer として、技術戦略・技術企画担当。In-Cell化技術を学業界に提唱し事業化を推進した。
2008年3月 ソニー㈱退職
2008年4月から現職
2013年10月から大阪市立大学大学院非常勤講師
車載用ディスプレイおよびタッチパネルの市場および技術動向を概説する。民生用デバイスと車載用デバイスの差異を明確にし、要求される特性および信頼性を詳述する。「なぜ、曲面なのか」の疑問にも答える。車載用ディスプレイとしてのTFT-LCDとAMOLEDを比較し、フレキシブル化等の課題を明確にする。これらデバイスの製造装置や構成材料の開発・実用化事例を紹介する。
 
プログラム

1. 市場動向
 1.1 車載用ディスプレイ
 1.2 車載用タッチパネル

2. 技術動向
 2.1 車載用ディスプレイ
 2.2 車載用タッチパネル

3. 車載用ディスプレイに要求される性能、信頼性
 3.1 形状、型
 3.2 解像度、色再現範囲、コントラスト比
 3.3 新規応用
 3.4 TFT-LCD vs. AMOLED

4. 車載用タッチパネルに要求される性能、信頼性
 4.1 抵抗膜式
 4.2 投影型静電容量式
 4.3 新規方式(ジェスチャー、3Dなど)

5. 視認性向上技術
 5.1 ギラツキ防止、低反射化
 5.2 撥水、撥油、防汚
 5.3 OCA、OCR

6. ITO代替材料
 6.1 銅
 6.2 カーボンナノチューブ(CNT)

7. 将来展望とまとめ
 

 
第2部 14:05~15:35
曲面・異形状カバーパネルへのタッチパネル・ディスプレイの貼り合せ技術
佐伯和幸 氏
㈱FUK 企画・営業部 課長
FUKではこれまで主にフラット形状の貼合プロセス・装置を数多く生み出して参りましたが、近年は曲面形状や異形状の貼り合わせの相談が急増しており、当社オリジナルの新たな貼合プロセス・装置を開発致しました。講演では、貼り合わせる形状別に光学粘・接着剤と貼合技術について判り易く解説致します。
プログラム

1. 会社案内

2. 貼り合わせとは?

3. OCAとOCRの特徴・比較
 3.1 OCAのラインナップと特徴
 3.2 OCRのラインナップと特徴
 3.3 OCAとOCRの比較

4. フラット形状のOCA貼合プロセス
 4.1 フィルム貼付プロセス
 4.2 ガラス貼合プロセス

5. フラット形状のOCR貼合プロセス(Pre-cure OCR)

6. 曲面・異形状のOCA貼合プロセス
 6.1 フィルム貼付プロセス
 6.2 ガラス貼合プロセス

7. 光学接着剤を使用する場合の要点
 7.1 OCAを使用する場合
 7.2 Pre-cure OCRを使用する場合

8. おわりに
 

 
第3部 15:40~16:40
アルケマ社のナノ構造アクリル材料とPVDF系圧電ポリマー
- 車載ディスプレイに向けた展望と課題 -
宮保 淳 氏
アルケマ㈱ 京都テクニカルセンター 所長
AltuglasR ShieldUp(アルトグラス シールドアップ)はアルケマ社が世界に先駆けて開発したPMMAキャスト板で、かつてない耐衝撃性、温度に影響されない高い透明性、さらに著しい耐薬品性の向上を実現した材料である。これらアクリルの弱点を克服することにより、既存のアクリル板市場においても使用範囲の拡大や薄肉化が期待できるだけでなく、これまでにアクリルが採用されなかった市場への導入が検討されている。一方、アルケマ社では有機エレクトロニクス分野にPVDF系圧電ポリマー(PiezotechR)を展開しており、ディスプレイ向けのHAPTICS(触覚技術)としての展開に期待が持たれている。本講演では、両技術の概要を説明した後、車載ディスプレイ採用に向けた課題と今後の方向性について報告する。
プログラム
1. アルケマ社およびアルトグラスのご紹介

2. アルトグラス シールドアップについて
 2.1 特長
 2.2 代表的物性
 2.3 製造方法
 2.4 耐化学薬品性
 2.5 耐衝撃性
 2.6 耐摩耗性
 2.7 その他の特性

3. Piezotech(ピエゾテック)について
 3.1 圧電ポリマーについて
 3.2 Piezotechの特長
 3.3 HAPTICを含めた用途展開事例