化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

トリケップスセミナー

     開催日時:2016年12月5日(月)10:30~16:30
     会  場:『ちよだプラットフォームスクウェア』  → 会場へのアクセス 
          〒101-8460 東京都千代田区神田錦町3-1
     参 加 費:お1人様受講の場合 46,000円 (税別/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 57,000円 (税別/1口)

講 師

長谷川良平 氏 
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間情報研究部門 ニューロテクノロジー研究グループ 研究グループ長 (理学博士)
 福井大学大学院 工学研究科・連携大学院 客員教授 (知能システム工学専攻)

【講師紹介】
 1997年 京都大学大学院 理学研究科 博士課程卒 (京大霊長類研究所にて神経生理学を専攻、理学博士)
 米国国立衛生研究所などの研究員を経て、現在、産業技術総合研究所 人間情報研究部門 ニューロテクノロジー研究グループ長。
 意思決定の脳内機構に関する基礎的研究と、脳内意思解読による外部機器制御(ブレイン-マシンインターフェース=BMI)に関する応用開発に取り組んでいる。
 2010年、重度の運動機能障がい者の「生活の質」向上を目的とした脳波による意思伝達装置「ニューロコミュニケーター」の試作開発に成功。
 その社会的インパクトは大きくTBS『夢の扉+』を始め各種メディアで度々、その開発の様子が紹介されている。
 2011年から福井大学(連携大学院)客員教授を兼務。

セミナーポイント

 本講義の講師は、特に脳と機械を直結するBMI(Brain-Machine Interface)技術に興味を持ち、その一種として脳波BMI装置「ニューロコミュニケーター」の開発を行ってきました。本講義では、この装置の開発背景や作動原理、関連要素技術などに加え、重度運動機能障がい者を対象とした意思伝達支援の取り組みを紹介します。
 また、この装置の開発過程で生み出された知財やノウハウを活用した、様々な臨床/産業応用の取り組みにも触れたいと思っております。

受講対象者

 ・脳波に興味があり、研究・商品・製品開発等に使ったみたいが、そもそも脳波がよく分からないという方
 ・電子機器、医療機器、車載機器、機械、ロボットその他関連企業の技術者、研究者、新規ビジネス企画担当者

受講して得られる情報・知見

 ・脳波、脳機能の基礎知識
 ・「ニューロコミュニケーター」の技術原理と応用研究例
 ・脳波を利用した各種応用の展望・課題・可能性

講義項目

1. ニューロテクノロジー開発競争時代の幕開け
 1.1 脳を理解するニューロサイエンス
 1.2 脳を活用するニューロテクノロジー
 1.3 Brain-Machine Interface(BMI)の躍進
 1.4 脳波BMI技術によるイノベーション

2. 重度運動機能障がい者に対する意思伝達支援
 2.1 運動機能の低下による意思伝達障害
 2.2 残存運動機能に着目した意思伝達支援技術の概要
 2.3 脳活動に着目した意思伝達支援技術の概要
 2.4 脳波による意思伝達技術の原理と問題点

3. 脳波による意思伝達装置の独自開発
 3.1 脳波による意思伝達装置「ニューロコミュニケーター」の開発経緯
 3.2 ニューロコミュニケーターの各種コア技術の紹介
 3.3 健常者を対象とした場合のニューロコミュニケーターの基本性能
 3.4 重度患者を対象とした訪問モニター実験
 3.5 訪問モニター実験で明らかとなった実用化に向けての課題

4. ニューロコミュニケーターのコア技術を用いた各種産業応用
 4.1 脳波によるロボットアバターの遠隔制御
 4.2 脳波による認知機能評価
 4.3 脳波による「脳トレ」課題(ニューロフィードバック)
 4.4 脳波による感性評価(ニューロマーケティング)
 4.5 脳波による個人認証(ニューロメトリクス)