化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

グローバルニーズな燃費・排ガス規制に対応するための

エヌ・ティー・エスセミナー

       開催日時:2016年12月7日(水)13:00~17:00
       会  場:オーム社・第2ゼミルーム
             東京都千代田区神田錦町3丁目1番
            
       受講料:43,200円(税込)/1人 ※ 資料を含む

セミナーの趣旨

 ★ 自動車用エンジンは、近年の技術開発によりガソリン・ディーゼルエンジン共に排出ガス規制、CO2の削減および燃費の向上という大きな課題を年毎にクリアーしてきた。排出ガス規制の一方で、本年度大幅な燃費改善が義務付けられた。その改善技術の一つとして、ターボチャージャーの搭載が、欧州メーカのみならず日本国内メーカや米国メーカまで広がってきた。
 ★ 本セミナーでは、搭載が増加してきているガソリン用ターボチャージャーについて、その搭載の歴史から作動原理、設計の基礎、適合技術までを体系的に解説する。
 ★ 対象:エンジン開発技術者を始め、これからエンジン開発に携わる若手技術者、その周辺部品メーカ、素材メーカのエンジン開発に関連する技術者全て。

講 師

元・㈱ギャレットターボ 製品開発主任研究員 里川 明

<講師プロフィール>
1977年9月~ 日本ガレット(現:ハネウエルジャパン)・アプリケーション技術、製品開発、技術部長
2000年6月~ トレルボルグシーリングソリューションズ「F-1エンジン用ヘッドガスケット、空圧バルブ用シール」の開発
2008年1月~ ボルグワーナーターボシステムズ・アプリケーション技術
2011年4月~2012年6月 大同精密工業株式会社・技術顧問

 * 外資(主にアメリカ、スウェーデン、ドイツ)の日本事業部でエンジン機能部品の開発、設計、技術、営業技術に携わってきた。

プログラム

● 時 間 13:00~17:00
● 内 容
 1970年代のオイルショックを期に、省燃費を旗印に掲げたターボガソリンエンジン搭載乗用車が、北米市場で相次いで量産された。日本においてもターボガソリンエンジン搭載乗用車が、1979年から低燃費車として量産が始まった。
 その後、本家北米においては短命であったが、日本においては、1980年代パーフォーマンスカー=ターボカーの地位・イメージを確立したかに見えた。しかし、排ガス規制、燃費規制等の社会的な背景の中で、日本でも1990年代後半には軽自動車及び一部のスポーツカーにその適用が限られ、日本市場におけるターボガソリンエンジンの技術的評価は、一応の結論が出たように思える。
 2000年代に入りEuro5規制クリアーが一段落し、ここ数年は地球温暖化防止対策、燃費向上が盛り込まれたEuro6規制への技術開発が本格化してきた。そのような市場状況を背景に、今回はヨーロッパを中心にガソリンエンジンの燃費向上を「エンジンのダウンサイジング+ターボ過給」で達成しようという開発が始まり、近年の経済ショック以後この傾向はヨーロッパ各国、及び北米市場でもますます活発になってきている。
 本セミナーでは、ターボチャージャーのアプリケーション技術の経験をもとにガソリンエンジンへの適合という課題を「ターボチャージャー」、「ガソリン/ガソリンエンジン」のそれぞれの持つ特質(長所、短所)とその相互補完の可能性を議論、解説する。

1.ガソリン (ターボ適合上の基礎知識)

2.ガソリンエンジン (ターボ適合上の基礎知識)

3.ターボチャージャー

4.ターボ過給の狙いと効果

5.ガソリンエンジンへの適合

6.ガソリンエンジンターボ過給(日本 1978~1989)

7.エンジンダウンサイジング+ターボ過給 (ヨーロッパ 2000~)

8.ダウンサイジングによる過給エンジントルク特性の進化

9.ターボチャージャー適合上の課題

10.進化の可能性