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~相溶性・相分離現象の基礎と、目的の物性を得るための構造制御技術~
テキストを読んでもいまいちわからないと言う人に最適!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年11月28日(月)10:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第5展示室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

京都工芸繊維大学 大学院 工芸科学研究科 バイオベースマテリアル学専攻
 教授 博士(工学) 櫻井伸一 氏

【専門】
高分子物性、高分子物理学、高分子多相系の構造と物性、非線形パターン形成、高分子の散逸構造形成、高分子系の凝集構造の自己組織化、小角X線散乱、小角中性子散乱、光散乱による微視的構造解析、シンクロトロン放射光による微視的構造解析、産業利用研究(含ナノテクノロジー)

【現在の学会等役職】
日本ゴム協会関西支部・支部長
繊維学会「繊維基礎科学研究委員会」委員長
日本接着学会誌、編集委員
高エネルギー加速器研究機構放射光共同利用実験審査委員会委員
高エネルギー加速器研究機構・放射光科学研究施設 (KEK-PF) 小角散乱ユーザーグループ代表

定 員

 30名

受講対象・レベル

 初心者からポリマーアロイを用いた技術に携わる研究者まで幅広い層を対象とします。熱力学を勉強したことのある人なら理解できるようにします。ポリマーの勉強をしたことのない方でも大丈夫!

習得できる知識

 ・ポリマーの相溶性と相分離に関する熱力学的基礎
 ・実験によるポリマーの相溶性の判定方法
 ・ポリマーブレンドの相分離構造制御技術
 ・ブロックコポリマーのナノ相分離構造制御技術
 ・高分子集合体の階層構造
 ・高分子の構造にかかわる実験法と解析法
 ・高分子の結晶化現象
 ・小角散乱、広角散乱、シンクロトロン放射光、X線散乱、中性子散乱

趣 旨

 ポリマーブレンドについて、相溶性の判定方法、相分離構造がどのようなプロセスで巨大化するかを講義します。また、ブロックポリマーについて、ミクロ相分離構造の特徴と解析方法、高次構造制御(配向)等について基礎から最近の最先端の話題まで講義します。

プログラム

1.ポリマーの相溶性と相分離に関する熱力学的基礎
  1-1 Flory-Hugginsの理論
  1-2 ポリマーブレンドの相図
  1-3 ブロックコポリマーの相図
  1-4 ブロックコポリマーのナノ相分離構造制御

2.実験によるポリマーの相溶性の判定方法
  2-1 示差走査熱量(DSC)測定による判定方法
  2-2 電磁波の散乱(光散乱、X線散乱、中性子散乱)測定による判定方法

3.ポリマーブレンドの相分離構造制御技術
  3-1 スピノーダル分解過程(初期、中期過程)
  3-2 相分離構造粗大化過程
  3-3 ポリマーブレンドの相分離構造制御技術

4.ブロックコポリマーのナノ相分離構造制御技術
  4-1 ブロックコポリマーのナノ相分離構造のモルホロジー制御
  4-2 ブロックコポリマーのナノ相分離構造の配向制御

5.高分子集合体の階層構造
  5-1 高分子の結晶化現象
  5-2 結晶性高分子の階層構造
  5-3 ブロックコポリマーのグレインと階層構造
  5-4 構造解析手法
    (1) 各種顕微鏡観察(光学顕微鏡、電子顕微鏡、原子間力顕微鏡)
    (2) 電磁波の散乱測定(小角散乱、広角散乱、シンクロトロン放射光、X線散乱、
                中性子散乱)

6.おわりに
   ~構造制御による新規物性創出への道(考えるヒントとして)~
  6-1 構造と力学物性との相関
  6-2 構造と光学物性との相関