化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年11月24日(木)10:30~16:30
            2016年11月25日(金)10:30~16:30
       会  場:江東区文化センター 3F 第3研修室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:64,800円(税込、昼食・資料付)

講 師

スペクトラ・フォーラム 代表 高山 森 氏

定 員

 30名

特 典

 2日間を通して聴講という前提でカリキュラムが組まれているが、どちらかのみの聴講を強く希望される方はご相談ください

趣 旨

 添加剤分析に限らないが、分析法を解説する場合、解説の観点は3種類ある:
  ① 測定技術別 ② 分析目的別 ③ 分析対象別
どの観点が役立つかは技術者によって異なるが、色々な問題に対処できる総合力を身に着けてもらうため、この3種類の観点での技術指針を提供したいと考えた。
 このような狙いの下で多種多様な添加剤について十分な解説を行うために2日間コースとした。
 2日間という利点を活かし、基礎から実践ノウハウまで体系的に説明するが、特に次に留意している。
● 測定技術別
 ・技術者によって使える装置が異なるので、手法は偏らずに幅広く紹介
 ・前処理不要で分析できる新規な機器がPRされているが、前処理を用いるオーソドックスな分析法が信頼性が高いと判断、こちらを重要視し前者は紹介にとどめる。
 ・薄層クロマトや呈色法等、有用ながら近年は習得の機会が少ない手法についても、十分に説明
 ・具体的な測定条件を、できるだけ例示
● 分析目的別
 ・分析が難しい「他社品中の添加剤の全分析」について、十分に説明
 ・定性の主力手段である赤外について、添加剤約500種類のスペクトルを体系的に整理し、読み方のコツを解説
● 分析対象別
 ・添加剤の知識が背景として欠かせない。どんな添加剤がどう使われているか、整理して説明
 ・主要添加剤ごとに、代表的な分析法だけでなく、複数の手法を説明
 ・分析が難しいHALSやリン系、カルボン酸塩について十分に説明
 ・ただし、ゴム添加剤の分析は最後に簡単に触れるにとどめる

プログラム

1章 概論
  1.添加剤の効用と種類
  2.添加剤分析の意義・目的
  3.添加剤分析に使用される主な手法
  4.目的別分析指針

2章 分析技術別各論
(それぞれが、添加剤分析にどのように応用できるか、
        特徴や使い分けの指針を解説。なじみの薄い分析法は原理から説明)
  1.添加剤の分離濃縮のための前処理技術:抽出、反応抽出、再沈殿、グループ分け
  2.赤外吸収:主要特性吸収、定量法
  3.紫外吸収
  4.NMR
  5.GC・熱サンプリングGC
  6.HPLC・GPC
  7.薄層クロマトグラフィー
  8.固体質量分析法
  9.元素分析法
  10.呈色法・比色法
  11.間接法

3章 添加剤別分析指針
(最初にどのようなタイプがあるかを述べ、主要添加剤について分析法を解説)
  1.酸化防止剤
  2.紫外線吸収剤・光安定剤
  3.ポリ塩化ビニル用安定剤
  4.酸捕捉剤
  5.滑剤
  6.可塑剤
  7.帯電防止剤
  8.防曇剤
  9.難燃剤
  10.発泡剤
  11.充填材
  12.導電剤
  13.造核剤
  14.その他

4章 目的別分析指針
  1.Target analysis:自社品中の特定添加剤の定量分析
  2.Non-target analysis:他社品中の添加剤の全分析
  3.添加剤に起因する品質トラブルの解析:変色、ニオイ、ブリード、汚染
  4.添加剤の状態分析・作用機構の解析

5章 添加剤の定性のための赤外吸収スペクトルの読み方
  1.主要添加剤の赤外吸収スペクトルの特徴
  2.各赤外領域に現れる特性吸収
  3.定性のコツ

6章 材料別分析指針
  1.主要プラスチック別分析指針
  2.ゴム中の添加剤分析指針:加硫促進剤、その他