化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

…実習/演習あり

トリケップスセミナー

     開催日時:2016年11月10日(木)10:00~16:30
     会  場:オームビル  → 会場へのアクセス 
          〒101-8460 東京都千代田区神田錦町3-1
     参 加 費:お1人様受講の場合 47,000円 (税別/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 57,000円 (税別/1口)
     ☆ 関数電卓(スマホでも指数関数が使えれば大丈夫です)をご持参ください。

講 師

原田文明(はらだふみあき)氏 / 富士ゼロックスアドバンストテクノロジー㈱ 評価技術開発統括部 品質保証&安全環境評価部
<略歴>
 1983年、富士ゼロックス入社。信頼性管理部門で開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、加速試験法・解析手法,信頼性予測手法開発に従事。設計段階での部品信頼性の評価および設計検証業務を統括する傍ら開発部門や品質保証部門に対する信頼性技術指導を担当。
2010年に現在の富士ゼロックスアドバンストテクノロジー㈱で品質保証&安全環境評価部長として信頼性評価技術戦略、品質保証プロセスの体系化と品質保証システムの構築および安全環境評価業務を統括。2014年に定年退職。現同社シニアアドバイザー。
 外部活動としてIEC国際標準化委員、IEC TC56 WG2(信頼性技法)主査、東京都信頼性研究会アドバイザー、大学講師(非常勤)、日本品質管理学会評議員、日本信頼性学会会員、電子情報通信学会会員、JIS制定委員ほか

セミナーの概要

 新製品開発の短縮に信頼性加速試験は欠かせない手法である。信頼性は市場で発生する故障率や寿命を扱うために、その作り込みには多くの故障メカニズムの知識や試験時間が必要となる。信頼性加速試験は短期間に信頼性にかかわる技術課題を発見し、改善につなげるもので、単に試験時間を短くするものではない。
 だが、「加速試験の活用」は魅力的なフレーズだが、加速試験の基本を踏まえない運用では効率的な開発は望めない。
 この講座では初心者から推進者を対象に品質保証や未然防止に役立つ信頼性の基本と加速試験の考え方と活用方法を分かり易く解説する。あわせて実務的な改善に役立つ基本的なモデルとデータ解析方法について実習を交えて紹介する。また近年制定された信頼性加速試験の国際規格(IEC62506)についても制定にかかわった立場からその背景、狙い、概要を解説して、加速試験とその活用の体系的な理解を促すものである。

講義項目

 1 品質と品質保証
  ・今更ながら、何故、品質保証が必要なのか
  ・「時間依存の品質」と「時点の品質」
  ・ディペンダビリティって何?
  ・ディペンダビリティが要求される理由 (事例からの教訓)
 

 2 加速試験の前に
  ・故障とはどういうものか
  ・故障のメカニズムと故障モード
  ・故障のモデル(数理モデルと物理モデル)
  ・故障データの特徴と解析
  ・ワイブル解析(実習付き)
  ・代表的な故障物理モデル(実習付き)
  ・物理モデルからの予測
 

 3 加速試験の基本と体系的理解
  ・なぜ加速試験が必要となるのか
  ・定型試験と非定形試験の特徴と使い分け
  ・2つの加速試験と使い分け
  ・加速試験で出来ること、その限界と注意
 

 4 加速試験の進め方の実際
  ・製品開発の何処で加速試験を行うのか
  ・機器の加速試験と部品の加速試験の共通点と相違点
  ・加速試験の活用事例
  ・加速試験の結果の活用(演習付き)
 

 5 国際規格とその動向
  ・IEC62506の概要
  ・制定の背景と動向
 

 補講 安全と信頼性の設計
  ・安全と信頼性の共通点と相違点
  ・信頼性の設計のポイント
  ・安全性の設計のポイント
  ・再発防止と未然防止
 
 まとめ