化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナー

       開催日時:2016年10月20日(木)10:30~16:30
       会  場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室
            東京都千代田区神田神保町3-2   → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,800円(税込) ※ 昼食・資料代を含む

講 師

山内龍男 氏 / 京都大学 農学研究科森林科学専攻 紙材料科学研究室 研究員
 
【略歴】
 京都大学農学部林産工学科卒、同大学院博士課程修了後、同助手として勤務を始める。
 紙の空隙構造とラテックス含浸加工に関する研究で博士号授与の後、紙の変形・破壊をはじめ、紙の摩擦、リサイクル等幅広く研究を進め、原著論文数は約95本を数える。なお、1980年代半ばにNZ国博士研究員として、PAPRO-NZに2年在籍する。
 定年退職後も、紙物性研究の第1人者として、企業の支援で大学内に研究室を設けて勤務しており、今も現役の研究者であると共に、紙パ技術協会木材科学委員の他、包装学会理事および会誌編集委員でもある。

セミナーの趣旨

 紙は、歴史は古いが、カーボンフリーな材料として、様々な分野で利用され、今後も産業上重要な材料である。ここでは、紙材料を理解する上で重要な物性およびそれを左右する構造についての基礎的事項を解説する。

プログラム詳細

1. はじめに
 1.1 歴史・変遷
 1.2 種類と分類
 1.3 木材とパルプ繊維
 1.4 パルプ製造法と特徴
 1.5 調成・抄紙工程
 1.6 紙加工

2. 紙の構造
 2.1 紙の構造とその不均一性
 2.2 厚さ・密度・坪量
 2.3 表面構造
 2.4 空隙構造

3. 紙物性とその評価
 3.1 多孔性とその評価
 3.2 光学物性とその評価
 3.3 紙の変形と破壊
 3.4 常用力学試験
 3.5 水分の影響
 3.6 他の力学挙動
 3.7 紙の感性評価

4. 紙物性研究の展望
 4.1 国内外での研究動向
 4.2 研究展望
 4.3 試験法、書籍紹介

5. まとめ

【質疑応答・名刺交換】