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~合成、構造、物性からフェノール樹脂のもつ可能性を考える~
フェノール樹脂の合成法、分子構造と物性から、高分子量フェノール樹脂や新しいフェノール系環状化合物などの新しい研究まで紹介!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年9月23日(金)10:30~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 第2研修室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

金沢大学 理工研究域 教授 工学博士 山岸忠明 氏
【ご専門】高性能高分子材料、高分子物理化学
【学協会】高分子学会、日本化学会

定 員

 30名

受講対象・レベル

 高分子材料開発に関わる方で、以下の知識を有する方。
 ・大学2~3年で学ぶ程度の高分子科学および物理化学。

習得できる知識

 ・縮合系高分子の合成
 ・分子構造解析
 ・希薄溶液物性
 ・複合化技術
 ・分子間相互作用(ホスト-ゲスト化学)

趣 旨

 フェノール樹脂は、人類初の合成樹脂であり、耐熱性や寸法安定性などの特性に優れ半導体産業や自動車産業などの重要な分野に使われている。フェノール樹脂の持つ可能性を探求することを目的として、フェノール樹脂の合成と性質に関する基本的事項を説明しながら、合成法、分子構造と物性に関する理解を深めてゆく。高分子量フェノール樹脂や新しいフェノール系環状化合物などの最近の研究を紹介し、高性能芳香族高分子材料および機能性材料としての新しい用途についても言及する。

プログラム

1.フェノール樹脂とは?
  1-1.研究の背景
  1-2.研究のコンセプト

2.フェノール樹脂の合成
  2-1.付加と縮合
  2-2.反応条件と構造制御
  2-3.高分子量化
  2-4.環状オリゴマーの合成

3.フェノール樹脂の分子構造解析
  3-1.NMR測定による構造解析
  3-2.シミュレーションによる構造解析

4.フェノール樹脂の分子形態
  4-1.希薄溶液における方法論
  4-2.溶液中の分子形態

5.フェノール樹脂の耐熱性評価
  5-1.分子構造と耐熱性
  5-2.分子量と耐熱性

6.フェノール樹脂の構造特性
  6-1.分子構造と溶解性
  6-2.分子構造と複合化
  6-3.環状構造と性質